4戦連続先発の八村塁がダンク4本&3P2本で21得点 レイカーズはペリカンズに勝利

坂東実藍 Miran Bando

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ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が2月10日(現地時間9日)、カリフォルニア州ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで行われたニューオーリンズ・ペリカンズ戦で先発出場し、21得点を記録した。レイカーズは139-122で勝利している。

八村は36分51秒間のプレイで3ポイントショット5本中2本成功を含むフィールドゴール13本中9本成功、フリースロー2本中1本成功の21得点。そのほか、5リバウンド、1アシスト、1ブロックをマークしている。ターンオーバーはなく、パーソナルファウルは3、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは+21だった。

4戦連続先発出場となった八村は、第1クォーター残り9分32秒、レブロン・ジェームズのアシストで3Pを成功。この日初得点をあげると、同7分11秒にはアンソニー・デイビスのお膳立てからダンクを叩きこむ。

その後もドライブからのレイアップを2本沈め、第1Qだけで9得点をあげた八村は、第2Q残り8分53秒にドライブからリバースレイアップを沈め、早々に二桁得点を達成する。

さらに前半残り8分33秒、ジェームズのアシストでこの日2本目の3Pを沈めた八村は、同5分57秒にデイビスのアシストからこの日2本目のダンク。16得点としてハーフタイムに突入した。

後半、第3Q残り10分38秒にハーバート・ジョーンズのレイアップをチェイスダウンブロックで阻んだ八村は、同7分7秒に速攻からこの日3本目、さらに同6分35秒にはこの日4本目のダンクを叩きこみ、20得点を達成する。八村の20得点超は12月24日(現地23日)のオクラホマシティ・サンダー戦以来だ。

第4Q、八村はチームが9点をリードして迎えた残り8分29秒から再登場。15点差で迎えた同2分33秒、その他の主力とともにベンチに下がった。

レイカーズは第1Qにデイビスが3つ目のファウルをとられ、ペリカンズに39得点を許すも、第2Qにディアンジェロ・ラッセルが16得点、オースティン・リーブスが12得点をあげるなど、球団記録タイの51得点と爆発する。

前半にFG成功率67.4%を記録し、今季チーム最多、ハーフの数字としては球団史上2位となる87得点でハーフタイムを迎えたレイカーズは、そのままここ5試合で4つ目の白星をあげた。

レイカーズ(28勝26敗)はラッセルが3P6本成功で30得点、5アシスト、リーブスが27得点、ジェームズが21得点、14アシスト、デイビスが20得点、6リバウンド、6アシストを記録している。

一方、連勝が4で止まったペリカンズ(30勝22敗)は、ザイオン・ウィリアムソンが30得点、9リバウンド、5アシスト、ブランドン・イングラムが22得点、7リバウンド、7アシスト、CJ・マカーラムが19得点、ジョーンズが13得点、ヨナス・バランチュナスが10得点、10リバウンドをマークした。

レイカーズは2月14日午後12時30分(現地13日)にクリプトドットコム・アリーナでデトロイト・ピストンズと対戦する。

ボックススコア

坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。