八村塁が2戦連続先発出場で11得点 レイカーズはクリッパーズに黒星

坂東実藍 Miran Bando

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ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が1月24日(現地時間23日)、カリフォルニア州ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで行われたロサンゼルス・クリッパーズ戦で先発出場し、11得点を記録した。レイカーズは116-127で敗れている。

八村は29分44秒間のプレイで3ポイントショット1本中1本成功を含むフィールドゴール8本中5本成功で11得点(フリースロー試投なし)。そのほか、3リバウンド、2アシスト、1スティール、1ブロックをマークしている。ターンオーバーはなく、パーソナルファウルは1、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは-8だった。

2日前のポートランド・トレイルブレイザーズ戦に続き、2試合連続今季7回目の先発出場となった八村は、第1クォーター残り10分38秒にオフェンシブリバウンドを拾い、シュートフェイクからディアンジェロ・ラッセルの3Pをアシスト。同9分19秒には、右コーナーから3Pを沈め、この日初得点をマークする。

第2Q残り9分29秒、八村はラッセル・ウェストブルックのレイアップをブロックすると、そのまま速攻に参加。ラッセルのお膳立てからダンクを叩きこむ。さらに同7分33秒にはプルアップジャンパーを決めて加点した。

後半、八村は第3Q残り10分33秒にポール・ジョージからジェームズ・ハーデンへのパスをインターセプト。同9分29秒にハーデンとのマッチアップからフェイダウェイショットを沈めると、同6分16秒にミッドレンジからのジャンプショットで二桁得点を達成している。

レイカーズは前半、クリッパーズにFG成功率66%を許すなど、ハーフタイムまでに13点のビハインドを背負う。第3Qにはラッセルやオースティン・リーブスの活躍で4点差まで追い上げたが、その後9点まで再びリードを広げられて第4Qに突入した。

2回にわたって2点差まで詰め寄ったレイカーズだが、カワイ・レナードの連続アシストやFTなど、クリッパーズに連続9得点を許し、再び二桁点差とされて逃げ切られている。

レブロン・ジェームズが欠場した一戦でロード4連敗を喫し、再び借金を背負ったレイカーズ(22勝23敗)は、ラッセルが27得点、5リバウンド、10アシスト、アンソニー・デイビスが26得点、12リバウンド、ジャレッド・バンダービルトが12得点、9リバウンド、リーブスが12得点、5アシスト、トーリアン・プリンスが11得点を記録した。

一方、3連勝を飾ったクリッパーズ(28勝14敗)は、レナードが25得点、11リバウンド、10アシストでトリプルダブルを達成。ハーデンが23得点、10アシスト、ジョージが17得点、5リバウンド、ノーマン・パウエルが17得点、5リバウンド、テレンス・マンが17得点、ウェストブルックが16得点、6リバウンドをマークしている。

レイカーズは1月26日午後12時30分(現地25日)にクリプトドットコム・アリーナでシカゴ・ブルズと対戦する。

ボックススコア

坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。