八村塁が6戦連続二桁の15得点 レイカーズはレブロン&デイビス欠場もセルティックスに勝利

坂東実藍 Miran Bando

八村塁が6戦連続二桁の15得点 レイカーズはレブロン&デイビス欠場もセルティックスに勝利 image

ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が2月2日(現地時間1日)、マサチューセッツ州ボストンのTDガーデンで行われたボストン・セルティックス戦で途中出場し、15得点を記録した。レイカーズは114-105で勝利している。

八村は33分8秒間のプレイで3ポイントショット6本中3本成功を含むフィールドゴール14本中5本成功、フリースロー2本中2本成功で15得点。そのほか、8リバウンド、4アシスト、1ブロックをマークしている。ターンオーバーは2、パーソナルファウルは3、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは+4だった。3P成功とリバウンドは今季自己最多タイ。

第1クォーター残り4分28秒にコートインした八村は、同4分13秒に右ウィングから3Pを成功。この日最初のショットで初得点をあげる。第2Qにはマックス・クリスティーのジャンプショット、オースティン・リーブスとジャレッド・バンダービルトの3Pをお膳立てし、3アシストを記録した。

八村は後半開始からコートに戻ると、第3Q残り5分5秒にミッドレンジからプルアップジャンパーを沈める。

第4Qも開始から出場した八村は、残り10分23秒にディアンジェロ・ラッセルのアシストでダンクを叩きこむと、同9分54秒にも再びラッセルのお膳立てで左コーナーから3Pを沈め、二桁得点を達成した。

残り5分29秒、ラッセルとの連係でトップからこの日3本目となる3Pを決めた八村は、同3分22秒には逆にラッセルの3Pをアシスト。同2分12秒にFT2本を沈めて15得点としている。

レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスが負傷欠場し、今季初めて両選手をともに欠いたレイカーズだが、序盤に11点のリードを奪うなど好発進。前半に13本の3Pを沈め、14点差をつけてハーフタイムに突入した。

第3Qにセルティックスの4本連続3P成功を許すなど、2-12のランで6点差とされたレイカーズだが、第4Qは7点以上に点差を縮めさせることなく逃げ切り。リーブスが自己最多となる7本の3Pを成功させており、チーム全体で3P36本中19本成功を記録している。

3試合ぶりに勝利したレイカーズ(25勝25敗)は、リーブスが今季自己最多の32得点、ラッセルが16得点、8リバウンド、14アシスト、ジャクソン・ヘイズが16得点、10リバウンド、トーリアン・プリンスが11得点、8リバウンド、バンダービルトが10得点、7リバウンドをマークした。

一方、3連勝を逃したセルティックス(37勝12敗)は、ジェイソン・テイタムが23得点、7リバウンド、クリスタプス・ポルジンギスが17得点、7リバウンド、5ブロック、サム・ハウザーが17得点を記録している。

レイカーズは2月4日午前10時30分(現地3日)にニューヨーク州ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでニューヨーク・ニックスと対戦する。

ボックススコア

坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。