八村塁がキャバリアーズ戦で7得点 レイカーズ4連勝で西8位に浮上

大西玲央 Reo Onishi

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ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が4月7日(現地時間6日)、 カリフォルニア州ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで行われたクリーブランド・キャバリアーズ戦で先発出場し、7得点を記録した。レイカーズは116-97で勝利し、ウェスタン・カンファレンス8位に浮上した。

八村は27分7秒間のプレイで3ポイントショット5本中1本成功を含むフィールドゴール9本中3本成功、フリースロー2本試投で7得点。そのほか、5リバウンド、1ブロックをマークしている。ターンオーバーは1、パーソナルファウルはなく、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは-7だった。

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第1クォーター残り9分5秒、レブロン・ジェームズのパスを左コーナーで受けた八村はチーム最初の3Pショットを沈めて初得点をマークした。さらに同6分43秒にはジャレット・アレンのショットをブロックし、レイカーズの速攻からの得点を生み出した。

レイカーズの得点が一時的に止まっていた第2Q、八村は残り5分38秒にポストアップからのフェイダウェイジャンパーを決めて加点。

後半、第3Q残り6分53秒には相手のショットミスからのリバウンドを拾ったオースティン・リーブスが前を走っていた八村にロングパスを出し、そのままダンクでフィニッシュした。

どちらもターンオーバーなどのミスが目立つ試合展開となったが、前半にディアンジェロ・ラッセルが23得点、後半はトーリアン・プリンスのベンチからのタイムリーな活躍があり、レイカーズが点差を広げる形となった。

キャバリアーズに一時逆転を許したレイカーズだが、アンソニー・デイビスが攻守でレイカーズの要となり、最終的には19点差まで広げての大勝となった。

西の8位に浮上したレイカーズ(45勝33敗)はラッセルが28得点、5リバウンド、ジェームズが24得点、5リバウンド、12アシスト、デイビスが22得点、13リバウンド、3スティール、6ブロックをマーク。

一方、連敗となったキャバリアーズ(46勝32敗)は、ダリアス・ガーランドが26得点、5スティール、キャリス・ルバートが21得点、7リバウンド、ドノバン・ミッチェルが10得点、5リバウンド、7アシストを記録したものの、肝心な場面でのミスが痛手となった。

久々のホーム戦を白星で飾ったレイカーズは4月8日午前11時(現地7日)、ホームのクリプトドットコム・アリーナでミネソタ・ティンバーウルブズと対戦する。

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大西玲央 Reo Onishi

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アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。