八村がダンク4発&3P3本で29得点 レイカーズはキングスに黒星

坂東実藍 Miran Bando

八村がダンク4発&3P3本で29得点 レイカーズはキングスに黒星 image

ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が3月7日(現地時間6日)、カリフォルニア州ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで行われたサクラメント・キングス戦で先発出場し、29得点を記録した。レイカーズは120-130で敗れている。

八村は32分39秒間のプレイで3ポイントショット5本中3本成功を含むフィールドゴール17本中13本成功の29得点(フリースロー試投なし)。そのほか、2リバウンド、2スティール、1ブロックをマークしている。ターンオーバーとパーソナルファウルはなく、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは-3だった。

第1クォーター残り7分22秒、アンソニー・デイビスのアシストでゴール下からこの日初得点をあげた八村は、同4分32秒にオースティン・リーブスのお膳立てで右コーナーから3Pを成功。同4分19秒にはハリソン・バーンズのパスをインターセプトし、そのまま豪快にダンクを叩きこむと、同2分58秒にはドマンタス・サボニスのショットをブロックする。

八村は第2Q残り8分20秒にコートへ戻ると、同7分46秒にショットをブロックされるもゴールテンディングの判定で加点。同4分40秒にはこの日2本目のダンクで二桁得点を達成した。

後半、八村は第3Q残り10分53秒にレブロン・ジェームズのアシストで左コーナーから3Pを沈めると、同6分30秒、同5分55秒とドライブからレイアップを決める。

第4Q残り7分5秒には、左ウィングからこの日3本目の3Pで20得点を達成。同6分33秒にもジェームズのインバウンドパスからアリウープでレイアップを決めると、同4分49秒にはジェームズのパスを受け、3Pと見せてからのドライブでこの日3本目のダンクを叩きこむ。

八村は残り1分21秒にもレイアップを沈めると、同1分7秒にマリーク・モンクのパスを叩き落とし、スティールからそのままこの日4本目のダンク。だが、10点のビハインドで残り50秒となり、そのほかのスターターとともにベンチへ下がった。

レイカーズは第1Q終盤に19点をリードするも、第2Qに20-44と大差をつけられ、15点ビハインドでハーフタイムに突入。第3Qに最大22点差とされると、前述の八村のダンクで10点差とするまでにとどまっている。

レイカーズ(34勝30敗)はジェームズが31得点、5リバウンド、13アシスト、リーブスが18得点、デイビスが14得点、11リバウンド、ディアンジェロ・ラッセルが10得点を記録した。

一方、キングス(35勝26敗)はディアロン・フォックスが自己最多の44得点、モンクが26得点、5リバウンド、8アシスト、サボニスが16得点、20リバウンド、12アシスト、デイビオン・ミッチェルが12得点、バーンズが11得点をマークしている。

フォックスは今季7回目の40得点超。サボニスはここ7試合で4回目のトリプルダブル達成となった。シーズンで22回超のトリプルダブル達成はNBA史上6人目だ。

レイカーズは3月9日午後12時(現地8日)にクリプトドットコム・アリーナでミルウォーキー・バックスと対戦する。

ボックススコア

坂東実藍 Miran Bando

坂東実藍 Miran Bando Photo

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。