八村塁がFG11本中9本成功で20得点 レイカーズはキングスに黒星

坂東実藍 Miran Bando

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ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が3月14日(現地時間13日)、カリフォルニア州サクラメントのゴールデン1センターで行われたサクラメント・キングス戦で先発出場し、20得点を記録した。レイカーズは107-120で敗れている。

八村は35分53秒間のプレイで3ポイントショット3本中2本成功を含むフィールドゴール11本中9本成功の20得点(フリースロー試投なし)。そのほか、3リバウンド、1アシストをマークしている。ターンオーバーは2、パーソナルファウルは1、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは-6だった。

第1クォーター残り9分34秒、ドライブからのリバースレイアップでこの日初得点をマークした八村は、同7分12秒にディアンジェロ・ラッセルのアシストでダンクを叩きこむ。さらに同6分4秒、ドライブからフックショットを決めると、同4分5秒にもゴール下から加点する。

八村は第2Q残り6分53秒、プルアップジャンパーで二桁得点を達成すると、同6分15秒にオースティン・リーブスのアシストでトップから3Pを成功。同4分3秒にはミッドレンジからジャンプショット、同3分1秒に巧みなフェイントからのフィンガーロールレイアップを決めた。

後半、第3Qは得点がなかった八村だが、第4Q残り6分22秒にラッセルのアシストでこの日2本目の3P成功。3試合ぶりの20得点を達成している。

レイカーズは4点を追って迎えた後半、立ち上がりから2-10のランを許して点差を二桁とされる。第3QにFG成功4本にとどまり、一時16点のビハインドを背負ったレイカーズは、第4Q序盤に一桁点差とするも、ハリソン・バーンズとマリーク・モンクの連続3Pで再びリードを広げられた。

レイカーズ(36勝31敗)はキングス戦ここ8試合で7つ目の黒星。今季は全4試合で敗れ、スウィープを許している。八村のほかには、リーブスが28/得点、6リバウンド、アンソニー・デイビスが22得点、10リバウンド、レブロン・ジェームズが18得点、13リバウンド、9アシストを記録した。

一方、キングス(38勝27敗)はバーンズが3P7本成功を含む23得点、ディアロン・フォックスが21得点、7アシスト、キーガン・マレーが19得点、11リバウンド、ドマンタス・サボニスが17得点、19リバウンド、10アシスト、キーオン・エリスが14得点をマーク。サボニスは今季リーグトップの23回目のトリプルダブルを達成している。

レイカーズは3月17日午前9時30分(現地16日)にカリフォルニア州ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナでゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦する。

ボックススコア

坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。