八村塁が勝負どころの3P成功などで12得点 レブロン欠場のレイカーズはバックスに競り勝つ

坂東実藍 Miran Bando

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ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が3月9日(現地時間8日)、カリフォルニア州ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで行われたミルウォーキー・バックス戦で先発出場し、12得点を記録した。レイカーズは123-122で勝利している。

八村は38分2秒間のプレイで3ポイントショット6本中1本成功を含むフィールドゴール16本中5本成功、フリースロー2本中1本成功の12得点。そのほか、5リバウンド、2アシストをマークしている。ターンオーバーはなく、パーソナルファウルは1、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは-2だった。

開始約5分で3ディフェンシブリバウンドを記録した八村は、第1クォーター残り5分5秒にドライブからのレイアップでこの日初得点をあげる。

第2Qに入ると、ベースラインジャンパーを沈め、クォーター最初の得点をあげた八村は、同1分32秒にレイアップを沈め、7得点でハーフタイムに突入した。

後半、第3Q残り7分25秒に鋭い反転からリバースレイアップで加点した八村は、第4Q残り1分44秒にこの日6本目で初の3P成功。二桁得点を達成すると、同39秒に連係プレイでディアンジェロ・ラッセルのレイアップをお膳立てしている。

そのラッセルが第4Qだけで21得点をあげたレイカーズは、1点ビハインドで迎えた残り5.9秒にラッセルのフローターで1点をリード。最後はデイミアン・リラードのジャンプショットをスペンサー・ディンウィディーがブロックし、足首の痛みでレブロン・ジェームズが欠場した一戦を物にした。

レイカーズ(35勝30敗)はラッセルが自己最多タイとなる9本の3P成功などで今季自己最多の44得点、6リバウンド、9アシスト。そのほか、アンソニー・デイビスが22得点、13リバウンド、5アシスト、3ブロック、オースティン・リーブスが18得点、5リバウンド、7アシストを記録している。

一方、6連勝後に2連敗となったバックス(41勝23敗)は、ヤニス・アデトクンボが34得点、14リバウンド、12アシスト、リラードが28得点、5リバウンド、12アシスト、パット・カーナトンが17得点、6リバウンド、ボビー・ポーティスが14得点、8リバウンド、マリーク・ビーズリーが14得点、ブルック・ロペスが11得点をマークした。

レイカーズは3月11日午前10時30分(現地10日)にクリプトドットコム・アリーナでミネソタ・ティンバーウルブズと対戦する。

ボックススコア

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。