八村塁が3週間ぶりの先発出場で9得点 レイカーズは連敗回避で勝率5割復帰

坂東実藍 Miran Bando

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ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が1月20日(現地時間19日)、カリフォルニア州ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで行われたポートランド・トレイルブレイザーズ戦で先発出場し、9得点を記録した。レイカーズは134-110で敗れている。

八村の先発出場は負傷交代を余儀なくされた1月1日(現地12月31日)のニューオーリンズ・ペリカンズ戦以来、10試合ぶり今季6回目だ。

八村は22分48秒間のプレイで3ポイントショット3本中1本成功を含むフィールドゴール7本中2本成功、フリースロー5本中4本成功で9得点。そのほか、2リバウンド、2アシスト、1スティールをマークしている。ターンオーバーは1、パーソナルファウルは2、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは+15だった。

試合開始51秒、八村はレブロン・ジェームズのアシストで右コーナーからから3Pを成功。最初のショットで両チーム最初の得点をあげる。

八村は第1クォーター残り7分52秒にジェームズの3Pをお膳立てすると、同7分16秒にゴール下からショット。ゴールテンディングかつファウルの判定で、FTも沈めて3点プレイとした。

第2Qは残り4分46秒からコートに立つと、同1分32秒にドライブからファウルを受け、FTで加点する。

後半に入り、八村は第3Q残り11分11秒、オフェンシブリバウンドを拾い、ファウルをもらってFTを2本成功。後半のチーム最初の得点をあげると、同10分3秒にディアンジェロ・ラッセルの3Pをお膳立てしている。

13点差をつけてハーフタイムに突入したレイカーズは、第3Qにラッセルが13得点をあげるなど、22点差にリードを広げる。第4Qに入ってラッセルとジェームズの2人でチーム最初の19得点をマークし、23点差とした残り6分6秒にジェームズをベンチに下げたレイカーズが、連敗回避で勝率を5割に戻した。

レイカーズ(22勝22敗)はラッセルが34得点、8アシスト、ジェームズが28得点、5リバウンド、5アシスト、オースティン・リーブスが15得点、アンソニー・デイビスが14得点、14リバウンド、キャム・レディッシュが10得点を記録している。

一方、ブレイザーズ(12勝30敗)はマルコム・ブログドンが23得点、7リバウンド、9アシスト、アンファニー・サイモンズが19得点、ジェレミー・グラントが17得点、ドゥオップ・リースが16得点、ジャバリ・ウォーカーが12得点、7リバウンドをマークした。

レイカーズは1月24日午後12時(現地23日)にクリプトドットコム・アリーナでロサンゼルス・クリッパーズと対戦する。

ボックススコア

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。