八村塁が所属するロサンゼルス・レイカーズはどんなチーム?

佐藤瑞紀 Mizuki Sato

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NBA 2023-2024シーズンは、10月24日(日本時間10月25日)に開幕した。

ここでは、八村塁が所属するロサンゼルス・レイカーズの主力選手やロスター情報、2023-2024シーズンの展望など紹介する。

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2人のスーパースター:アンソニー・デイビスとレブロン・ジェームズ

ロサンゼルス・レイカーズは、NBAの中でも最も歴史的に成功したチームの一つとして知られている。NBA優勝回数は17回と、ボストンセルティックスと並び歴代最多だ。その成功の背景には、多くのスーパースター選手の存在がある。現在のレイカーズを支える、レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスの2人は、チームの中心として活躍が期待される。

レブロンは、NBA史上最も偉大な選手の一人だろう。昨シーズンにはNBA歴代最多得点を更新し、今シーズンには前人未到の通算40000得点も視野に入れている。しかし、今年で39歳になるレブロンは、衰えは見えないものの、近年は欠場する試合も増えている。2022-2023シーズンは55試合の出場に留まるも、平均28.9得点、平均8.3リバウンド、平均6.8アシストを記録。未だ試合に出れば、圧巻のパフォーマンスを見せるレブロンは健康にシーズンを過ごし、自身5つ目のリングを手にすることができるか。

デイビスは、その身体能力と技術を兼ね備えたプレイスタイルで、リーグでもトップクラスのビッグマンとしての地位を築いている。2022-2023シーズンは56試合の出場で、平均25.9得点、平均12.5リバウンド、平均2.0ブロックを記録。しかし、デイビスもレブロン同様に、怪我に悩まされてきた。チームのエースなだけに、デイビスの健康状態はチームの成績に大きく影響するだろう。オフェンスとディフェンスの両方でレイカーズにとって欠かせない選手であるため、優勝に向けて健康にシーズンを過ごしたいところだ。

2人のスーパースター、デイビスとジェームズは共に怪我の心配はあるが、試合に出場すれば、優勝候補の一角であることは間違いない。

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八村塁のレイカーズでの役割は?

八村塁の加入により、レイカーズのフロントコートはさらに強化され、チームの深さと多様性が増した。八村塁は、2022-2023シーズン途中にレイカーズへ移籍し、プレーオフでその評価をさらに上げた。今オフシーズンにはレイカーズと3年5100万ドルで契約。新チームでの活躍に期待が高まっている。

ナゲッツとの開幕戦では、ベンチスタートとなる八村塁だが、レイカーズHCのハムは「八村塁がベンチから出場すれば、攻撃面で彼からさらに多くの能力を引き出すことができると信じている」と期待を寄せている。

今オフはレブロンとワークアウトを行うなど、2023-2024シーズンに向けて準備をしてきた。プレシーズン2戦目ではレブロンのパスから豪快なアリウープを決めるなど、息の合ったプレーも披露している。

レイカーズは18個目のトロフィーを獲得できるか

昨シーズン、レイカーズはカンファレンスファイナル進出を果たすも、ナゲッツにスウィープ負けを喫した。この結果、2023-2024シーズンに向けてのレイカーズの動向に注目が集まった。

オフシーズンの動きを見ると、レイカーズは補強に成功した。FA市場ではゲイブ・ビンセント、トーリアン・プリンス、キャム・レディッシュなどを獲得。特に、ビンセントの獲得は、スタメンポイントガードの強化として大きな意味を持つ。また、ビッグマンであるジャクソン・ヘイズとクリスチャン・ウッドも獲得。デイビスがPFでのプレーを望むことからも、2人にはセンターとしてのプレーが求められる。

さらに、オースティン・リーブスとの再契約は、注目に値する動きである。オースティン・リーブスの急成長とプレーオフでの活躍は今シーズンのレイカーズ成功の鍵となるだろう。

2022-2023シーズンの大型トレードでのウエストブルックの放出も大きな話題となりましたが、その結果、チームはよりバランスの取れたものとなった。怪我がちなレブロンとデイビスのコンディション管理が、今シーズンの優勝への道の鍵となるでしょう。

ロサンゼルス・レイカーズは新シーズンに向けて非常に良い状態で臨んでいる。ファンは高い期待を寄せており、優勝候補として名前を挙げるものも少なくない。今季は、昨シーズンの雪辱を乗り越え、レイカーズに歴代最多18個目のトロフィーを掲げることができるのか注目だ。

レイカーズの開幕ロスター

No. 選手 Po. 身長 体重 年齢
0 ジェイレン・フッド・シフィーノ G 196 98 20
1 ディアンジェロ・ラッセル G 191 88 27
2 ジャレッド・バンダービルト F 203 97 24
3 アンソニー・デイビス C/F 208 115 30
5 キャム・レディッシュ F 201 98 24
7 ゲイブ・ビンセント G 188 91 27
8 八村塁 F 203 104 25
10 マックス・クリスティー G 196 86 20
11 ジャクソン・ヘイズ C 213 100 23
12 トーリアン・プリンス F 198 99 29
14 コリン・キャッスルトン C 208 113 23
15 オースティン・リーブス G 196 89 25
17 アレックス・ファッジ F 203 91 20
21 マクスウェル・ルイス F 201 89 21
23 レブロン・ジェームズ F 206 113 38
35 クリスチャン・ウッド C 203 97 28
55 ドゥモイ・ホッジ G 190 85 24

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佐藤瑞紀 Mizuki Sato

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京都府生まれ、立命館大学卒。The Sporting Newsのアシスタントエディター。大学在学中は、ファッションに携わり、Levi'sやセレクトショップでスタッフとしてキャリアをスタート。大学卒業後に上京し、ファッションとカルチャーを結びつけた記事を執筆。バスケ未経験ながら、2015年にカリーのプレーに魅了され、NBA観戦が大好きになる。