八村塁は9得点 レイカーズがナゲッツに第4戦でシリーズ初勝利|NBAプレイオフ2024

大西玲央 Reo Onishi

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ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が4月28日(現地時間27日)、カリフォルニア州ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで行われたデンバー・ナゲッツとのウェスタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド第4戦で先発出場し、9得点を記録した。レイカーズは119-108でシリーズ初勝利を記録した。

八村は21分33秒間のプレイで3ポイントショット3本中1本成功を含むフィールドゴール8本中4本成功で9得点。そのほか、4リバウンド、1アシストをマークしている。ターンオーバーはなく、パーソナルファウルは3、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは+13だった。

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第1クォーター残り6分54秒、八村はオースティン・リーブスからのパスを受けてコーナーからの3ポイントショットを決め、この日初得点をあげた。

その後もオースティン・リーブスのドライブにベースラインから合わせた得点や、コーナーからのベースラインドライブなどで得点を重ね、今シリーズの自身最多となる9得点の活躍でチームの初勝利に貢献した。

負けたらシーズン終了という背水の陣で臨んだレイカーズは、試合開始から果敢にペイントアタックと繰り返し、ペイント内得点でナゲッツを72-52と圧倒した。

プレイオフとレギュラーシーズン合わせて対ナゲッツで11連敗中だったレイカーズは、2022年12月17日(現地16日)以来の白星をあげることとなった。

レイカーズ(1勝3敗)はアンソニー・デイビスが25得点、23リバウンド、6アシスト、レブロン・ジェームズが30得点、5リバウンド、4アシスト、3スティール、ディアンジェロ・ラッセルとオースティン・リーブスがそれぞれ21得点をマーク。

一方、ナゲッツ(3勝1敗)はニコラ・ヨキッチが33得点、14リバウンド、14アシスト、マイケル・ポーターJr.が27得点、11リバウンド、ジャマール・マレーが22得点、6リバウンド、5アシストを記録している。

第5戦は4月30日 午前11時(現地29日)、ナゲッツのホームであるボール・アリーナで行われる。

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大西玲央 Reo Onishi

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アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。