八村塁「昨日の試合があまり良くなかったので、今日は最初からアグレッシブにいこうと思った」|現地4月7日ティンバーウルブズ戦後一問一答

宮地陽子 Yoko Miyaji

八村塁「昨日の試合があまり良くなかったので、今日は最初からアグレッシブにいこうと思った」|現地4月7日ティンバーウルブズ戦後一問一答 image

ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が、4月8日(現地7日)に本拠地であるクリプトドットコム・アリーナで行われたミネソタ・ティンバーウルブズ戦後にメディアの取材に応じた。

この試合で先発出場した八村は、36分間のプレイで30得点、6リバウンド、1アシストをマーク。試合はレイカーズが117-127で敗戦している。

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以下、八村の試合後の一問一答(英語と日本語での質疑応答。英語は翻訳、質問は要約)。


すぐにまた遠征に出るので、明日は身体を休める必要がある

──レブロン・ジェームズが欠場したのに加えて、第1クォーター終了時点でアンソニー・デイビスも離脱した。

八村:中心選手の2人がプレイしなかったので、厳しかったですね。でも、言い訳はできません。こういう経験は以前もしてきましたが、長い遠征から戻ってきて、連戦という状況で、今夜は厳しかったです。明日、身体を休めて、火曜の試合の準備をするしかありません。

──負傷したデイビスと話すことはできたか。

八村:(負傷後は)会えませんでした。そのプレイは見ていなかったし、その後に彼とも会えなかったので、何が起きたかわからないんですけれど、大丈夫であることを願っています。

──2日後のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦に向けて。

八村:まずは健康になることが大事です。火曜の試合後、すぐにまた遠征に出て2試合戦うことになるので、明日は身体を休める必要がある。それが鍵になると思います。残り3試合に向けて、またエナジーを持ってくる必要があります。明日は十分に休んで、火曜の試合に備えたいと思います。

──個人的には何がうまくいっていたのか。

八村:アグレッシブにやるようにしていました。特にAD(デイビス)がいなくなって、多くのアクションの中で使ってもらえたので、ボールを多く触ることができましたし、オフェンスでアグレッシブにやることができました。自分らしくプレイしました。

──個人的に、レブロンとデイビスがいない中でも効率的に得点を取ったことについて。

八村:システムによるものです。チームとして一体になってプレイしていたので。レブロンとADがいなくても、AR(オースティン・リーブス)やD-Lo(ディアンジェロ・ラッセル)、スペンス(スペンサー・ディンウィディー)と一緒にプレイする時間が長かったですし、僕らはお互いのプレイがわかっていて、ケミストリーがある。

ただ、今夜はそれをやり切るエナジーがなかっただけです。このケミストリーは、プレイオフに向けて築いていく必要があります。何が起きるかわからないので、みんなが準備しておく必要があります。

(以下、日本語)

昨日の試合があまり良くなかったので、今日は最初からアグレッシブにいこうと思った

──デイビスが離脱した後、どんな気持ちでプレイしていたか。

八村:今日は最初からアグレッシブに行こうと思った。昨日の試合(キャバリアーズ戦)があまりよくなかったので。そこを考えてやっていました。

──後半は互角に戦えていた。自信になった面もあるか。

八村:そうですね。しっかりと自分たちのやるべきことができたんじゃないかなと思います。すごいタフなゲームだったので、次に向けてやっていきたいなと思います。

──第3Q終盤に4点差まで追い上げた。デイビスが離脱しても、勝てるという自信は持ち続けることができたか。

八村:そうですね。ハーフタイムにもしっかりとやるっていうことを言ってやったので、チームでもう1回、一体になってやろうということでやったので、そこが良かったんじゃないかなと思います。

取材・一問一答構成:宮地陽子


レイカーズは次戦、4月10日 午前11時(現地9日)にクリプトドットコム・アリーナでウォリアーズと対戦する。

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宮地陽子 Yoko Miyaji

宮地陽子 Yoko Miyaji Photo

東京都出身。ロサンゼルスを拠点とするスポーツライター。バスケットボールを専門とし、NBAやアメリカで活動する日本人選手、国際大会等を取材し、複数の媒体に寄稿。著書に「The Man ~ マイケル・ジョーダン・ストーリー完結編」(日本文化出版)、「スラムダンク奨学生インタビュー その先の世界へ」(集英社)、編書に田臥勇太著「Never Too Late 今からでも遅くない」(日本文化出版)