八村塁「僕が乗っている時はチームも乗っているなってみんなにも言われます」|サンダー戦後一問一答(3月5日/現地4日)

宮地陽子 Yoko Miyaji

八村塁「僕が乗っている時はチームも乗っているなってみんなにも言われます」|サンダー戦後一問一答(3月5日/現地4日) image

ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が、3月5日(現地4日)に本拠地であるクリプトドットコム・アリーナで行われたオクラホマシティ・サンダー戦後にメディアの取材に応じた。

この試合で先発出場した八村は、21分34秒間のプレイで7得点、1リバウンド、1アシストをマーク。試合はレイカーズが116-104で勝利している。

以下、八村の試合後の一問一答(日本語での質疑応答。質問は要約)。


僕が乗っている時はチームも乗っているなってみんなにも言われます

──試合について。早い時間でファウルトラブルに。

八村:そうですね。リズムにあまり乗れなかったんですけれど、そのなかでもチームとしては良い形でできたので。僕としては今日はあまり良い試合ができなかったので、次の試合に向けて頑張っていきたいなと思います。

──サンダーのような強豪に勝利したことについて。

八村:ま、(ウェスタン・カンファレンスの)1位のチームだと思うんですけれど、僕らにとっては良いマッチアップです。僕らとしては、たぶん今年、サンダーには4勝ぐらいしている(実際は今季3勝1敗)ので、余裕な感じでいけたんじゃないかなと思います。

──試合前、いつものシュート練習の時間帯に、今日は代わりにフィル・ハンディACとフィルムをずっと見ていた。

八村:一個前の試合(デンバー・ナゲッツ戦)のフィルムをずっと見て話していた。(それ以前に)時間がなかったので、試合前にやっただけです。

──フィジカルに守りながらも、ファウルをしないためにはどうしたらいいか。

八村:手を使わないことが大事じゃないかなと思います。

──第4クォーターにディアンジェロ・ラッセルが3ポイントショットを3本連続で決めたときに、チームみんなで盛り上がっていた。

八村:そうですね。彼や、僕もそうですし、そういう盛り上げる選手がいる中で試合の流れがつかめると思うので。僕もXファクターの1人としてやっているので、そこは僕もそうだし、ディーロー(ラッセル)もわかっているんじゃないかなと思います。

──八村選手自身も、チームの盛り上げ役というのを意識してプレイしている?

八村:そうですね。僕が乗っている時はチームも乗っているなっていうのを、みんなにも言われますし、感じているので。それがあるからこそ試合の最初の出だしでもボールが回ってくると思うので。そういうところでは、もっと自覚をもってやっていきたいなと思います。

取材・一問一答構成:宮地陽子


レイカーズは次戦、3月7日午後12時30分(現地6日)にクリプトドットコム・アリーナでサクラメント・キングスと対戦する。

宮地陽子 Yoko Miyaji

宮地陽子 Yoko Miyaji Photo

東京都出身。ロサンゼルスを拠点とするスポーツライター。バスケットボールを専門とし、NBAやアメリカで活動する日本人選手、国際大会等を取材し、複数の媒体に寄稿。著書に「The Man ~ マイケル・ジョーダン・ストーリー完結編」(日本文化出版)、「スラムダンク奨学生インタビュー その先の世界へ」(集英社)、編書に田臥勇太著「Never Too Late 今からでも遅くない」(日本文化出版)