八村塁「やっと初めて全員が揃ったということもあって、勢いがあった」|試合後一問一答(2月16日/現地15日)

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宮地陽子 Yoko Miyaji

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2月16日(現地15日)、ニューオーリンズ・ペリカンズ戦で途中出場したロサンゼルス・レイカーズの八村塁が試合後に日本メディアの取材に応じた。

八村はチームが120-102で勝利した試合で、4得点、4リバウンドを記録している。

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以下、試合後のロッカールーム内で行われた質疑応答の抜粋(すべて日本語でのやり取り。質問は要約)。

やっと初めて全員が揃ったということもあって、勢いがあった

──今日はチーム全体にエネルギーが溢れた試合で、良い勝利でしたね。

八村:そうですね。チームはトレードもあって、レブロン(・ジェームズ)も戻ってきたことで、やっと初めて全員が揃ったということもあって、勢いがあったんじゃないかなと思うので、良かったですね。

──オールスター前にこういう勝ち方をして締めくくれると、オールスター休暇にもいい感じで入れる?

八村:そうですね。(レイカーズは)まだプレイオフにも、プレイインにも入っていないので、それに向けて良いプッシュができるんじゃないかな。良い感じだったんじゃないかなと思います。

──第4クォーターには、プレイ自体は成功しませんでしたが、ドライブインしたレブロンに合わせてベースラインから入り込み、アリーウープパスを受けるプレイがありました。あれはチームのフォーメーションですか?

八村:そうですね。そういうプレイがあります。タイムアウトのときにドローイングプレイでやれって(指示されたと)いうことですね。

試合に入ってすぐにプレイできるっていうのも大事

──これまでも、スターターでも控えでも気にしないと言っていましたが、今日の試合のように控えになったときにやらなくてはいけないこと、意識していることはありますか?

八村:スタートでも同じですけど、控えのときは座っている時間が長くなったりするので、その準備をすること。試合に入ってすぐにプレイできるっていうのも大事なのではないかなと思います。

──開幕前のジャパンゲームから始まり、トレードもあったり激動のシーズンですが、前半戦を振り返って。

八村:いろんな怪我もあったりしたんですけど、そのなかでこの1年間でいろんなことを学んでいるなと思います。あと30試合ぐらいやって、プレイオフももちろん目指しますけれど、それを絶対に活かしていきたいなと思いました。

──オールスター後に向けて。

八村:チームが望んでいることをしっかりと理解して、そのなかで、自分のプレイスタイルができれば良いなと思います。

取材・一問一答構成:宮地陽子


レイカーズはオールスター明け、2月24日 午後12時(現地23日)にクリプトドットコム・アリーナでゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦する。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ

宮地陽子 Yoko Miyaji

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東京都出身。ロサンゼルスを拠点とするスポーツライター。バスケットボールを専門とし、NBAやアメリカで活動する日本人選手、国際大会等を取材し、複数の媒体に寄稿。著書に「The Man ~ マイケル・ジョーダン・ストーリー完結編」(日本文化出版)、「スラムダンク奨学生インタビュー その先の世界へ」(集英社)、編書に田臥勇太著「Never Too Late 今からでも遅くない」(日本文化出版)