八村塁「去年のポストシーズンの時のラインナップになってきている」|ブレイザーズ戦後一問一答(1月22日/現地21日)

宮地陽子 Yoko Miyaji

八村塁「去年のポストシーズンの時のラインナップになってきている」|ブレイザーズ戦後一問一答(1月22日/現地21日) image

ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が、1月22日(現地21日)にホームのクリプトドットコム・アリーナで行われたポートランド・トレイルブレイザーズ戦後にメディアの取材に応じた。

この試合で先発出場した八村は、22分48秒間のプレイで9得点、2リバウンド、2アシスト、1スティールをマーク。試合はレイカーズが134-110で勝利している。

以下、八村の試合後の一問一答(日本語での質疑応答。質問は要約)。


ここでバウンスバックと思ってやりました

──今日はプリンスが欠場でスターター出場でしたが、コーチから言われたのはいつ?

八村:今朝のシュートアラウンドの時です。 

──試合にはどのように臨もうと思った?

八村:思い切っていこうと思っていました。1個前の試合があまり良くなかったので、ここでバウンスバックと思ってやりました。 

──チームとしては、2日前のネッツ戦の敗戦から、どう立て直そうとしていた?

八村:この間の負けも、どちらかというと相手に倒されたというよりも自分たちで負けたので、特に第1クォーターと第3クォーターの出だしをしっかりやるという心構えでやりました。 

──過去2試合、ショットの調子が悪かったが、故障によるもの?

八村:リズムに乗れていないということですね。 

──肉離れしたふくらはぎの状態は今、どんな状態?

八村:良くなっていますね。まだ100%じゃないんですけれど、良い感じになっています。

去年のポストシーズンの時のラインナップになってきている

──ふくらはぎの状態とコンディショニングと、今はどちらが大変?

八村:コンディショニングですかね。やっぱり何回も(故障で)離脱していて、イン&アウト(戻ったり離脱したり)でずっとやってきている。やっぱりリズムが掴みにくいですし、コンディションのところもあまりうまくできていないので、そこはしっかりやっていきたいなと思います。

──チームのアイデンティティが作られてきているのを感じる?

八村:そうですね。こうやってラインナップも少しずつ、去年のポストシーズンの時のラインナップになってきているので、そこが良くなってきているんじゃないかなと思います。

取材・一問一答構成:宮地陽子


レイカーズは次戦、1月24日午後12時(現地23日)にクリプトドットコム・アリーナでロサンゼルス・クリッパーズと対戦する。

宮地陽子 Yoko Miyaji

宮地陽子 Yoko Miyaji Photo

東京都出身。ロサンゼルスを拠点とするスポーツライター。バスケットボールを専門とし、NBAやアメリカで活動する日本人選手、国際大会等を取材し、複数の媒体に寄稿。著書に「The Man ~ マイケル・ジョーダン・ストーリー完結編」(日本文化出版)、「スラムダンク奨学生インタビュー その先の世界へ」(集英社)、編書に田臥勇太著「Never Too Late 今からでも遅くない」(日本文化出版)