離脱期間も「頭でバスケ」の八村塁、再検査は2週間後「早く戻ってチームを助けたい」

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1月4日(日本時間5日)、負傷で戦列を離れているワシントン・ウィザーズの八村塁が、現状などについて語った。

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八村は昨年12月16日(同17日)のデトロイト・ピストンズ戦で、リバウンドの際にチームメイトのアイザック・ボンガに蹴られるかたちとなり、右そけい部を負傷。以降、戦列を離れている。

動画で負傷時の場面を何度かチェックしたという八村は、ボンガに蹴られたのは「アクシデント」だとコメント。同僚から連絡があったと明かし、「僕が(アクシデントを)やる可能性もある」「ボンガのほうもつらい思いをしたんじゃないか」と、仲間を気遣った。

大学時代から休みなく戦い続けてきた八村は、離脱期間にテレビや動画をチェックして勉強しているという。「頭でもバスケをしているので、感覚を忘れない」という八村は、大学バスケの試合を見てNBAのペースの違いを研究するなど、「いい勉強ができている」と話す。

仲間たちからは「どこにいたんだ」とからかわれつつ、「チームにいなくてさみしかった」と声をかけられたそうだ。ウィザーズは負傷者が続出しており、八村はコーチやトレーナーから「こういう事例はない」と聞いたと明かしている。

八村は「僕もその1人になってしまって悔しい」と続けた上で、「チームとしてこういう山を乗り越えて強くなると思う」とも言う。チームワークに変わりはないとし、復帰後に「もっと試合に勝てるように助けていきたい」と意気込んだ。

状態が「だんだん良くなってきている」という八村は、2週間後に再検査を受ける予定だ。だが、「こういう事例も少ないということなので、回復にも時間がかかるとドクターに言われている。(指示に)従わないといけない」と、具体的な復帰時期の言及は避けた。

ファンへのメッセージを求められると、八村は「すぐ回復できるか分からない」としながらも、「早くチームに戻り、チームを助けたい」と語っている。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ