八村塁は12得点 大勝レイカーズがペイサーズとのインシーズン・トーナメント決勝へ

坂東実藍 Miran Bando

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ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が12月8日(現地時間7日)、ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われたインシーズン・トーナメント準決勝のニューオーリンズ・ペリカンズ戦で途中出場し、12得点を記録した。レイカーズは133-89で大勝し、決勝進出を果たしている。

八村は21分21秒間のプレイで3ポイントショット3本中1本成功を含むフィールドゴール9本中5本成功、フリースロー2本中1本成功の12得点。そのほか、1リバウンド、2アシストをマークしている。ターンオーバーはなく、パーソナルファウルは3、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは+9だった。

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渡邊雄太が所属するフェニックス・サンズとのインシーズン・トーナメント準々決勝で鼻骨骨折からの復帰を果たした八村は、第1クォーター残り4分17秒から出場。同2分53秒にオースティン・リーブスの3Pをお膳立てすると、同59.9秒にはアンソニー・デイビスのアシストからダンクを叩きこみ、この日初得点をあげる。

後半に入り、チームが30点をリードしていた第3Q残り5分44秒にコートに戻った八村は、同3分2秒にドライブからのレイアップで加点。さらに同51.2秒にはデイビスとの連係からこの日初めて3Pを成功させた。

第4Q残り11分1秒には、ミッドレンジからのプルアップジャンパーを沈め、二桁得点を達成。同9分41秒にドライブからリバースレイアップを沈めると、38点リードで迎えた同8分15秒にベンチに下がり、この日のプレイを終えている。

試合は第1Qを終えてレイカーズが1点ビハインドを背負うも、第2Qに入ってレブロン・ジェームズが3本連続3P成功を含む連続11得点をあげて逆転に導く。

ジェームズがハーフタイムまでにFG9本中7本成功で21得点をあげたレイカーズは、その後もリードを広げて大勝。決勝に向け、第3Q途中でジェームズを温存した。

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レイカーズ(レギュラーシーズン14勝9敗)はジェームズが30得点、5リバウンド、8アシスト、リーブスが17得点、5リバウンド、7アシスト、デイビスが16得点、15リバウンド、5アシスト、トーリアン・プリンスが15得点、ディアンジェロ・ラッセルが14得点を記録している。

一方、ペリカンズ(レギュラーシーズン12勝11敗)はトレイ・マーフィー三世が14得点、ザイオン・ウィリアムソンが13得点、ハーバート・ジョーンズが10得点、7リバウンドをマークした。

勝利したレイカーズは、T-モバイル・アリーナで9日(同10日)に行われる決勝で、インディアナ・ペイサーズと対戦する。なお、決勝はレギュラーシーズンの成績に反映されない。

ボックススコア

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坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。