2019年のドラフトでゴールデンステイト・ウォリアーズが全体41位で指名した新人エリック・パスカルは、94-120で敗れた11月13日(日本時間14日)のロサンゼルス・レイカーズ戦の試合後、「恐れを抱くことはできない」と述べた。
チームは5連敗となったが、パスカルはMVP受賞4回のレブロン・ジェームズを相手に見事なプレイを披露した。3ポイントライン付近から、2度の素早いクロスオーバーの後、パスカルはジェームズのマークを受けながらドライブ。ジェームズを押しのけ、左手でレイアップを決めた。
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試合後、パスカルは「良い動きができたと思う」と振り返っている。
ただ、最近のパスカルで「良い動き」だったのは、このプレイだけではない。開幕からの11試合で、パスカルは攻撃面で大変な意思の強さや、相手チームからの挑戦を受ける意思を見せてきた。
その好例が、レイカーズ戦の2日前、11日(同12日)に行なわれたユタ・ジャズ戦でのプレイだ。
straight to the rack
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ボーヤン・ボグダノビッチ相手にドライブを仕掛け、最優秀守備選手を2回受賞したルディ・ゴベアにもためらうことなく挑み、リングの前でぶつかりながらも、ゴベアの手の上からフローターを決めたのだ。
その少し前、8日(同9日)のミネソタ・ティンバーウルブズ戦でも、パスカルは2017-18シーズンのオールディフェンシブチームに選ばれたロバート・コビントン相手に、ペイント内に切り込んで得点している。
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4日(同5日)の本拠地チェイス・センターでのパフォーマンスも忘れることはできない。新アリーナで初白星を手にした一戦で、23歳の誕生日だったパスカルは、自身初のダブルダブル(34得点、13リバウンド)を記録。最後にダンクも叩き込んでいる。
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パスカルは、リングに向かっていく能力がNBAレベルであることを示している。
「何をするにも自分に自信を持っているだけさ」。
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ごく短期間のうちに、ウォリアーズのファンに自分がどんな選手かを示したパスカルは「今を生かさなければならない。僕がいつも努めているのは、アグレッシブでいることだ」と話している。
原文:Rookie Eric Paschall Knows No Fear by Warriors.com(抄訳)