セイガー・ストロング賞
放送界のレジェンドであるロビン・ロバーツが、6月24日(日本時間25日)に開催された『NBAアウォーズ』でセイガー・ストロング賞を受賞した。セイガー・ストロング賞は、『TNT』の名物サイドラインリポーターで、白血病との闘病の末に亡くなったクレッグ・セイガー氏の名を冠した賞で、勇気、誠実さ、思いやり、心遣いなどを体現した個人に毎年与えられる。
📺 NBAサマーリーグ2019配信(Rakuten TV / NBA公式視聴サービス)
同賞は、セイガー氏が2016年に披露した感動的スピーチの際に着用していた派手なジャケットのレプリカがトロフィーの代わりに授与される。これまでのセイガー・ストロング賞を受賞者したのは、2017年のモンティ・ウィリアムズと2018年のディケンベ・ムトンボだ。
ABC局の『Good Morning America』のキャスターとして知られるロバーツは、そのリーダーシップ、勇気、そして番組での優れた功績を称えられ、複数のデイタイム・エミー賞を含む多くの賞を受賞している。さらに、情報番組、ドキュメンタリー、ライブイベントなどのオリジナル番組を制作する『Rock'n Robin Productions』の社長も務めている。
2005年5月に『Good Morning America』のキャスターに就任するまでは、ESPNの『SportsCenter』のキャスターとして人気を博した。1990年にESPNに入るまでは、ミシシッピ州ナッシュビルでスポーツキャスターとしてのキャリアを開始し、その後アトランタで活動していた。
"Make your mess your message..."@RobinRoberts is honored with the 2019 #SagerStrong Award at the #NBAAwards! pic.twitter.com/rRLUVTog3y
— NBA (@NBA) June 25, 2019
ロバーツは2007年に乳がんと診断され、全米から多くの支援が集まり、その5年後には骨髄異形成症候群(MDS)と診断されている。彼女は『Be the Match』と手を組み、世の中にもっとドナーが必要であることを訴えかけた。それ以来、骨髄ドナーの数は爆発的に伸びている。彼女の闘病と活動は、『The Susan G. Komen Foundation』や『The Congressional Families Cancer Prevention Program』といった全米中にある数々のプログラムから表彰されている。
2016年にはスポーツ・ブロードキャスティング殿堂入りを果たしているロバーツは、2012年に『George Foster Peabody Award』を、2019年に『Gracie Award』を受賞。さらに、2014年には『Walter Cronkite Award for Excellence in Journalism』、2013年にはESPYSにて、人生とキャリアを通して強さと勇気を示してきたことを称えられ、『Arthur Ashe Courage Award』を受賞している。
ロバーツは1983年にサウスイースタン・ルイジアナ大学を優秀な成績で卒業している。大学時代には女子バスケットボール部で活躍し、2008年にはWNBAインスピレーション賞を受賞。2012年には女子バスケットボール殿堂入りを果たしている。
Be The Match
毎年、白血病やリンパ腫といった血液がんと診断されている何千もの人にとって、治療法は存在します。ここ30年間、全米骨髄バンク(NMDP)が主催している『Be the Match』というプログラムでは、世界で最も多く、多彩なな骨髄バンクを管理し、移植を通して命を救うために日々励ん位ます。
もし血液幹細胞ドナーにボランティアし、移植を必要としている患者を救いたいという想いがありましたら、ぜひ Join.bethematch.org/Robin に参加ください。
原文:Robin Roberts receives 2019 Sager Strong Award by NBA.com
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