東山高校の瀬川琉久がバスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ・グローバルキャンプに参加|NBAオールスター2024

大西玲央 Reo Onishi

東山高校の瀬川琉久がバスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ・グローバルキャンプに参加|NBAオールスター2024 image

インディアナ州インディアナポリスで開催されたNBAオールスター2024の一環として、NBAとFIBA(国際バスケットボール連盟)が第8回「バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ・グローバルキャンプ(BWBグローバルキャンプ」を開催した。

BWBグローバルキャンプは世界中の高校生年代のトップ選手を招集するNBAとFIBA共催のバスケットボールキャンプで、過去に八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)や富永啓生(ネブラスカ大学)らも参加。今年は日本から瀬川琉久(京都 東山高校)が参加した。

オールスター期間中ということもあり、毎年同イベントには多くのプロスカウト、NBAチーム関係者、メディアが訪れるイベントとなっている。

Basketball Without Borders Global Camp 2024
(NBA Entertainment)

今年はインディアナ・ペイサーズやシアトル・スーパーソニックスで活躍したデトレフ・シュレンプ、シカゴ・ブルズやニューヨーク・ニックスで活躍したジョアキム・ノアらが参加し、将来のスター候補選手たちを指導した。

最終日は参加選手たちがチームに分かれてトーナメントが開催されるが、瀬川は見事優勝を飾ったチーム・ペイサーズに名を連ねている。

キャンプMVPにはカナダのウィリアム・ライリー、プレイオフMVPとディフェンシブMVPには南スーダンのカマン・マルアックが選出された。

大西玲央 Reo Onishi

大西玲央 Reo Onishi Photo

アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。