NBAキャリア17年のリチャード・ジェファーソンが、Instagramに投稿する形で現役引退を表明した。
ジェファーソンは、先月カリフォルニアのコンプトンで走行中の車から銃で撃たれて殺害された父親(65歳)の動画を投稿し、以下のメッセージを付け加えた。
「初めての投稿になるね! 先月、僕は人生を変える2つの出来事を続けて経験した。1つは、バスケットボールを辞めること、それから2つ目は痛ましい形でビッグ・リッチを亡くしたことだ。家族と友人の支えはとても大きかった。この動画は、20人くらいを家に招いて父がBBQをした時に撮影されたもの。毎年夏になると、父はBBQを何度かやっていた。たくさんの人が家にやって来て、皆が僕に『ビッグ・リッチはグリルにいるの?』と聞いてくる。父は、昔気質の人間だった。父の歌が聞けなくて残念だ。父の料理も、そして部屋中を笑いで包める父に会えなくて寂しい。また会う日まで!!!! パパは真のローリングストーンだ!!!」
2001年のドラフト全体13位でヒューストン・ロケッツから指名されたジェファーソンは、キャリア序盤にニュージャージー・ネッツ(現ブルックリン)で活躍し、その後はベテラン選手として周囲から尊敬された。
ネッツ、サンアントニオ・スパーズ、ミルウォーキー・バックス、ユタ・ジャズ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、ダラス・マーベリックス、クリーブランド・キャバリアーズ、デンバー・ナゲッツに所属し、通算1181試合(先発808)に出場したジェファーソンは、キャリア平均12.6得点、4.0リバウンド、2.0アシストという成績を残した。
原文:Richard Jefferson retires after 17 NBA seasons by NBA.com(抄訳)
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