【リポート】ラプターズ、カイル・ラウリーと1年の延長契約で合意

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『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、トロント・ラプターズとカイル・ラウリーが、3100万ドル(約33億3000万円)の1年の延長契約を合意に達した。代理人が『AP』に合意を認めている。

ウォジナロウスキー記者によると、ラプターズのマサイ・ウジリ球団社長やボビー・ウェブスターGM、ラウリーの代理人は、数カ月前から延長契約を目指してきた。そして週末、ラウリーが引退まで続けたいと願う球団にとどまることができる契約の合意に迫ったとのことだ。

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代理人は『ESPN』で「この交渉にあらゆる側面において、マサイとボビーの取り組み方には感謝している」と述べた。

「彼らは改めて、一線級の選手、特にカイルのように球団の財産と認める選手のことを気にかけていることを示してくれた」。

ラウリーが来年夏のフリーエージェント市場に加わらない一方で、ラプターズはベテランのマルク・ガソル、フレッド・バンブリート、サージ・イバカがそれぞれ契約最終年。さらに、最優秀躍進選手のパスカル・シアカムも来夏はFAとなる。直近の報道では、シアカムはラプターズとのマックス延長契約を目指している。

ラウリーはオフシーズンに親指の手術を受け、夏のFIBAワールドカップに出場できず。今週日本で開催されるヒューストン・ロケッツとのジャパンゲームズにも出場しない見込みだ。

先月、ラウリーは「かつてないほどにモチベーションを感じている」と、優勝を経験したことは、さらなる優勝への飢えを刺激すると話した。

「その味を知ったら、いつだってそれを望むものさ」。

ラウリーはスティールと3ポイントショット成功数で球団歴代トップ。アシストは同2位で、通算得点や出場試合、フリースロー成功数などでも5位以内につけている。オールスター選出は5回。2015-16シーズンにはオールNBAのサードチームに選出された。

2018-19シーズンは最初の23試合で1試合平均10アシスト以上を記録。その後負傷でショットが精彩を欠いたが、5年連続オールスター選出を果たし、1試合平均14.2得点、8.7アシストをマークした。後者はラッセル・ウェストブルックに続くリーグ2位の数字だ。

ファイナルでは、1試合平均16.2得点、4リバウンド、7.2アシストを記録。優勝を決めた第6戦では、26得点、7リバウンド、10アシスト、3スティールをマークした。

原文:Reports: Kyle Lowry, Raptors agree to one-year contract extension by NBA.com(抄訳)​

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ