【リポート】JB・ビッカースタッフがピストンズの新ヘッドコーチ就任へ

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報道によると、1シーズンでモンティ・ウィリアムズ・ヘッドコーチが退任したデトロイト・ピストンズが、後任にJB・ビッカースタッフを招へいするようだ。

『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によれば、ビッカースタッフとピストンズは5年契約で合意に達したという。

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2023-2024シーズンのピストンズはリーグワーストの14勝68敗という成績で、2シーズン連続の20勝未満となった。1シーズンで退陣となったウィリアムズとの契約では、5年6500万ドル(約104億6500万円/1ドル=161円換算)が残っていると言われる。

一方、ビッカースタッフはプレイオフ・セカンドラウンド敗退後、クリーブランド・キャバリアーズの指揮官を解任されていた。キャバリアーズはファーストラウンドでオーランド・マジックを下し、1993年以来初めてレブロン・ジェームズがロスターにいない中でのプレイオフシリーズ勝利を達成した。

ビッカースタッフはキャバリアーズでの4シーズンで、レギュラーシーズン170勝159敗、プレイオフ6勝11敗という成績を残している。

ピストンズは5000万ドル(約80億5000万円)のサラリーキャップスペースでフリーエージェント市場に臨み、2021年のドラフトで全体1位指名したケイド・カニングハムと組ませるタレントの獲得を目指している。

バスケットボール運営部代表のトレイジャン・ラングドンはロスターの再編成を始めており、エバン・フォーニエの1900万ドル(約30億5900万円)のオプションを破棄。シモーネ・フォンテッキオにクオリファイイングオファーを提示し、ダラス・マーベリックスとのトレードでティム・ハーダウェイJr.を獲得している。ドラフトでは全体5位でGリーグ・イグナイトのロン・ホランドを指名した。

ピストンズは6年連続のイースタン・カンファレンス・ファイナル進出を達成した2008年以降、プレイオフの試合で勝利していない。

原文:Reports: J.B. Bickerstaff agrees to deal to become Pistons' next coach(抄訳)
翻訳:坂東実藍

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。