【リポート】レイカーズがドワイト・ハワードと契約へ

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ロサンゼルス・レイカーズは、ドワイト・ハワードがメンフィス・グリズリーズとの契約をバイアウト(契約買取)してから、同選手と契約を結ぶ考えのようだ。関係者が明かしたと、『AP』が伝えている。

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レイカーズは先日、フリーエージェントで獲得したデマーカス・カズンズがひざの靭帯を断裂。新シーズンを全休する可能性がある。オールスター選出8回のハワードはその代役とみられ、ジャベール・マギーやアンソニー・デイビスとセンターでプレイすることになる。

実現すれば、ハワードにとっては6年ぶりのレイカーズ復帰だ。

ハワードは2012年8月にオーランド・マジックからレイカーズに加入し、スティーブ・ナッシュやコービー・ブライアント、パウ・ガソルとともに、優勝を競うチームをつくることが期待された。

だが、ブライアントやマイク・ダントーニ・ヘッドコーチをはじめ、チーム内のメンバーと衝突。チームはプレイオフのファーストラウンド敗退に終わり、1試合平均17.1得点、NBA最多の12.4リバウンドを記録したハワードは、1年でロサンゼルスを去っている。

2013年7月、ハワードは1億1800万ドル(約124億4000万円)の契約を断ってレイカーズを離れ、それよりも低い金額でヒューストン・ロケッツに加入。以降、ステイプルズ・センターに戻るたびに、レイカーズ、そしてロサンゼルス・クリッパーズのファンからブーイングを浴びせられている。

ハワード退団と同じくして、レイカーズは球団史上最悪の6年を始めることになった。優勝16回を誇るが、この6年はポストシーズンに進めていない。ただ、ハワードもレイカーズを去ってから成功しておらず、ロケッツではオールNBAセカンドチームに選ばれたが、負傷に悩み、2016年にFAで退団している。

レイカーズ復帰で、ハワードは6年で6チーム目の在籍となる。昨年夏にワシントン・ウィザーズと契約したが、脊柱の手術を受けて出場9試合に終わり、先月グリズリーズにトレードされていた。

夏にデイビスを獲得するために多くの若手中心選手をトレードし、スーパーチームを目指すレイカーズにおいて、ハワードは補佐的な役割を担う。ジェームズやカイル・クーズマ、新加入のダニー・グリーンやエイブリー・ブラッドリーとチームメイトになる。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ