【リポート】渡邊雄太がサンズと契約へ デュラントと再びチームメイトに

大西玲央 Reo Onishi

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6月30日(日本時間7月1日)、渡邊雄太がフリーエージェントとしてフェニックス・サンズと契約することが報じられている。

報じたのは『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者だ。まだ年数や金額などのリポートは出ていない。

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渡邊は2022-2023シーズンをブルックリン・ネッツでプレイし、3ポイント成功率44.4%という高確率を記録。一時は50%を超えて3P成功率リーグトップを独走している時期もあった。

ネッツではサンズにトレードされる前のケビン・デュラントと一緒にプレイしており、デュラントからもそのプレイを称賛されるなど、相性の良さを見せていた。今回の契約で、再びデュラントと共にプレイすることとなる。

移籍先のサンズはデュラントとデビン・ブッカーに加え、先日のNBAドラフトに合わせてワシントン・ウィザーズからブラッドリー・ビールをトレードで獲得している。

トレード期限後、ネッツに同ポジションの選手が増えてしまったことからシーズン終盤はプレイタイムが減ってしまった渡邊だったものの、リーグ屈指のコーナー3Pシューターへと成長したことは見せられるシーズンとなった。その上で、彼が2023-24シーズンにどのチームでプレイするのかは日本だけでなく、米国内でも注目されていた。

渡邊はこの夏に8月下旬から開催されるFIBAバスケットボールワールドカップに日本代表として出場することも明言しており、早い段階で来季の行き先が決まったことはプラス材料として働くだろう。

友人で同じ日本代表選手である千葉ジェッツの富樫勇樹が7月3日に祝福ツイートをしており、それによると2年契約で、2年目はプレイヤーオプション付きのようだ。

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大西玲央 Reo Onishi

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アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。