【リポート】サンダーにトレードされたクリス・ポールはどこで開幕を迎えるのか?

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将来的な移籍が見込まれているものの、クリス・ポールとオクラホマシティ・サンダーは、一緒に開幕を迎えるのが好都合と考えているようだ。7月18日(日本時間19日)、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が伝えた。

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サンダーは16日(同17日)、長くチームの顔だったラッセル・ウェストブルックとのトレードで、ポールを獲得したことを発表した。サンダーは2つの1巡目指名権や2つの指名交換も手にしている。

サンダーとポールは今後について調整しているが、ウォジナロウスキー記者は、両者が魅力的なオファーは少ないとみていると報じた。ポールとサンダーは、夏に契約した選手が再びトレード可能となる12月15日(同16日)以降のほうが、より可能性があるとみているようだ。

サイン&トレードでジミー・バトラーを獲得して以降、ポールの移籍先候補として注目されるのが、マイアミ・ヒートだ。ただ、誰が主導権を握るか、どのように事を進める準備をするか、といった、交渉を有利に進めるために動くことになる。

34歳というポールの年齢、3年総額1億2500万ドル(約134億5000万円)という契約状況、そしてサンダーがすでに再建中であること、ヒートから手に入れたものも含む多くのドラフト指名権を持つことなどから、議論は双方の思惑次第となり、おそらく交渉は暗礁に乗り上げることになるだろう。

『ESPN』フロント・オフィス・インサイダーのボビー・マークスは、ポールの移籍が制限され得る理由について、次のように説明している。

- 契約下の選手の40%がトレードできない
- キャップスペースにゆとりのあるチームがない。最大でアトランタ・ホークスの700万ドル(約7億5000万円)
- トレードエクセプションが最大なのは1720万ドル(約18億5000万円)のゴールデンステイト・ウォリアーズだがハードキャップ。続くのはダラス・マーベリックスの1180万ドル(約12億7000万円)

原文:Report: Thunder, Chris Paul expecting guard to start season in Oklahoma City by NBA.com(抄訳)​


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ