選手の入れ替えがいくつか決まっているフィラデルフィア・76ersだが、どうやらポイントガードの変更はなさそうだ。
📺 NBAサマーリーグ2019配信(Rakuten TV / NBA公式視聴サービス)
オールスターガードのベン・シモンズがチームから5年の延長契約を提示されたことを『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じている。76ersとシモンズの代理人であるリッチ・ポールが詳細を詰めて、合意に至るだろうとされている。
Philadelphia has offered a five-year, $168M maximum contract extension to Ben Simmons and the Sixers and agent Rich Paul are expected to work through the details toward an eventual agreement, league sources tell ESPN.
— Adrian Wojnarowski (@wojespn) July 2, 2019
「『ESPN』が情報筋から入手した情報によると、76ersがベン・シモンズに5年1億6800万ドルのマックス延長契約を提示し、チームと代理人のリッチ・ポール詳細を詰めて合意に至るとのことだ」。
Under new salary cap projections, Ben Simmons' maximum contract total has crept slightly higher: $170M. https://t.co/44s3FLz1rf
— Adrian Wojnarowski (@wojespn) July 2, 2019
「サラリーキャップの上限が上昇したことで、ベン・シモンズのマックス契約の総額は1億7000万ドルを超える見込みだ」。
6月30日(日本時間7月1日)にフリーエージェント交渉が解禁されて以来、76ersは積極的に動いている。ボストン・セルティックスのオールスターセンター、アル・ホーフォードと4年1億900万ドルで合意し、フォワードのトバイアス・ハリスと5年1億8000万ドルで再契約したことも報じられている。
さらに、4チーム間のサイン&トレードでジミー・バトラーをマイアミ・ヒートに送り、代わりにジョシュ・リチャードソンを獲得するという報道もある。一方で、シューターのJJ・レディックが76ersからニューオーリンズ・ペリカンズに移籍する予定とも報じられている。
2017-18シーズンのルーキー・オブ・ザ・イヤーであるシモンズは、2018-19シーズンには初のオールスター選出を達成。平均34.2分の出場で16.9得点、8.8リバウンド、7.7アシスト、1.4スティールを記録し、76ersはイースタン・カンファレンス・セミファイナルに進出した。さらにオフェンシブリバウンド率とディフェンシブリバウンド率をそれぞれ6.2%と17.9%に上昇させており、アシスト率では34.1%でリーグ8位(50試合以上、平均25分以上出場した選手対象)にランクインした。
チームにはすでにオールスターセンターのジョエル・エンビードもおり、76ersはホーフォードの加入如何にかかわらずスター選手で溢れている。しかし、シモンズのシュート力の低さは2019年のプレイオフ中に何度も取り上げられ、強化していかなければならないポイントだ。
相手チームのディフェンスは、シモンズがペイントエリアの外では何も出来ないと判断し、彼から下がって守るスタイルを徹底。シモンズは2シーズンで放った17本全ての3ポイントショットを外しており、エンビードが健康を維持するのと同じくらい、彼のシュート力向上は必須だ。
5月にシモンズはオーストラリア代表としてFIBAワールドカップに出場すること発表している。
原文:Report: Sixers offer max extension to Ben Simmons by NBA.com
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