【リポート】ネッツがカイリー・アービングをマーベリックスにトレードへ

大西玲央 Reo Onishi

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2月6日(現地5日)、ダラス・マーベリックスがブルックリン・ネッツのカイリー・アービングをトレードで獲得したことを『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。ネッツにはスペンサー・ディンウィディー、ドリアン・フィニー・スミスそして複数の指名権が送られる。

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アービングはネッツとの延長契約交渉で折り合いが付かず、トレードを要求していたことが報じられていた。

ルカ・ドンチッチを擁するマーベリックスは、これでドンチッチの横にもう1人スター選手を置くことができ、オフェンスでの1、2パンチは強力なものとなる。

ネッツはかつて5シーズンほどチームでプレイしたことのあるディンウィディーが復帰する。今季は平均17.7得点、5.3アシスト、3ポイント成功率40.5%と活躍している。フィニー・スミスもウィングディフェンダーとして重宝されるだろう。

トレード内容は下記の通り:

マーベリックス獲得

  • カイリー・アービング
  • マーキーフ・モリス

ネッツ獲得

  • スペンサー・ディンウィディー
  • ドリアン・フィニー・スミス
  • 2027年2巡目指名権
  • 2029年1巡目指名権
  • 2029年2巡目指名権

2019年にケビン・デュラントとともにネッツに移籍したアービングだが、ケガや出場停止処分などもあり、なかなか安定してプレイすることができなかった。最も多く試合に出場したのが、2020-2021シーズンの54試合だ。

しかし、出場時のスタッツは優れており、今季も平均27.1得点、5.1リバウンド、5.3アシスト、フィールドゴール成功率48.6%、3P成功率37.4%と活躍していた。

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大西玲央 Reo Onishi

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アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。