この夏に開催される東京オリンピックで、4大会連続での金メダル獲得を目指すアメリカ代表にシカゴ・ブルズのザック・ラビーンとデトロイト・ピストンズのジェレミー・グラントが参加するようだ。『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。これでアメリカ代表はロスター上限となる12名が参加の意思表示をしたことになる。
Chicago Bulls All-Star guard Zach LaVine has committed to join the 12-man Team USA roster for the Summer Olympics in Tokyo, his agent Nima Namakian tells @TheAthletic @Stadium.
— Shams Charania (@ShamsCharania) June 23, 2021
Detroit Pistons forward Jerami Grant has committed to Team USA for the Tokyo Summer Olympics, sources tell @TheAthletic @Stadium.
— Shams Charania (@ShamsCharania) June 23, 2021
一方でシャラニア記者は、当初参加を表明したと報じられていたブルックリン・ネッツのジェームズ・ハーデンがプレイオフ中に痛めた右脚のハムストリングを休めるために参加を取り下げたとも伝えている。
Nets‘ James Harden has withdrawn from Team USA coming off his hamstring injury during the postseason, sources said. https://t.co/aQKSKqVIUo
— Shams Charania (@ShamsCharania) June 23, 2021
これまでに報じられているアメリカ代表参加を表明した選手たちは以下の通りだ。
- ケビン・デュラント(ネッツ)
- ドレイモンド・グリーン(ウォリアーズ)
- デビン・ブッカー(サンズ)
- ジェイソン・テイタム(セルティックス)
- ブラッドリー・ビール(ウィザーズ)
- デイミアン・リラード(ブレイザーズ)
- バム・アデバヨ(ヒート)
- クリス・ミドルトン(バックス)
- ドリュー・ホリデー(バックス)
- ケビン・ラブ(キャバリアーズ)
- ザック・ラビーン(ブルズ)
- ジェレミー・グラント(ピストンズ)
今季平均27.4得点を記録したラビーンが参加を表明したことで、今季のNBAの得点ランキングトップ10のうち6選手が参加することとなる。残りの5人はビール、リラード、デュラント、テイタム、ブッカーだ。
ラビーンもグラントも、これが初のオリンピック出場となる。
このチームに加えて、7月6日(日本時間7日)からラスベガスで開催されるトレーニングキャンプには練習相手として選抜チームを招聘する予定だ。過去にはこの選抜チームから本戦までに代表チームに昇格した選手もいる。
参加を表明している選手のうち、ホリデー、ミドルトン、ブッカーはまだNBAプレイオフで試合を行なっている。NBAファイナルの第7戦は最も遅い場合7月22日(同23日)に予定されており、同選手たちの合流が本戦直前となる可能性もある。
アメリカ代表のオリンピック初戦は、日本時間7月25日のフランス戦だ。フランス代表はアメリカ代表にとって、2019年のFIBAワールドカップで敗れた因縁のある相手だ。