【リポート】アイザイア・ハーテンシュタインがサンダーと3年契約に合意 

YOKO B

【リポート】アイザイア・ハーテンシュタインがサンダーと3年契約に合意  image

 オクラホマシティ・サンダーがこのオフ、フロントコートの補強に動いた。

複数の報道によると、サンダーはニューヨーク・ニックスのセンターでフリーエージェントとなったアイザイア・ハーテンスタインと3年8700万ドル(約140億円/1ドル=161円換算、以下同)の契約で合意したという。

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26歳のハーテンシュタインはリーグ最高のロールプレイヤーの1人で、パス、リバウンド、ディフェンスができる機動力のあるビッグ。昨季はセンターのミッチェル・ロビンソンの足首負傷による長期離脱を受けて控えから先発となり、75試合に出場し、7.8得点、8.3リバウンド、2.5アシスト、1.2スティール、1.1ブロックを記録している。

サンダーは昨季、ウェスタン・カンファレンス首位となりプレイオフ復帰を果たしたが、ダラス・マーベリックスとの西地区セミファイナル第6戦でシリーズ敗退。課題とされたリバウンドは、レギュラーシーズンの1試合平均リバウンド数(42、27位)とリバウンド率(48.4%、28位)が、プレイオフではリバウンド数(41.5)、リバウンド率(47.5%)ともにやや悪化しており、ハーテンシュタイン獲得でその弱点補強に期待がかかる。

サンダーはまた、フォワードのアーロン・ウィギンズとシューターのアイザイア・ジョーの2024-25シーズンのチームオプションを破棄し、新たにそれぞれ5年4700万ドル(約75億6700万円)、4年4800万ドル(約77億2800万円)の契約に合意したと『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。

25歳のウィギンスは昨季、1試合平均15.7分の出場で6.9得点をマーク。エナジーあふれるプレイでサンダーのセカンドユニットの重要なピースとなった。7月2日に25歳となるジョーは昨季、1試合平均18.5分の出場で8.2得点、3ポイントショット成功率41.6%を記録し、シューターとして大きな戦力となっている。

サンダーはオフシーズン序盤にガードのジョシュ・ギディーと引き換えにシカゴ・ブルズからオールディフェンシブ・ガードのアレックス・カルーソも獲得。2024年ドラフトでは、全体12位でニコラ・トピッチを指名したほか、ニックスとのトレードでディロン・ジョーンズとエイジェイ・ミッチェルの2選手を獲得している。

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静岡県出身。大学卒業後渡米し、オクラホマ大学大学院修士課程修了。2014年よりオクラホマシティ在住。移住前にNBAのオクラホマシティ・サンダーのファンとなり、ブログで情報発信を始める。現在はフリーランスライターとして主にNBA Japan/The Sporting Newsに寄稿。サンダーを中心に取材するかたわら、英語発音コーチも務める。