オクラホマシティ・サンダーがこのオフ、フロントコートの補強に動いた。
複数の報道によると、サンダーはニューヨーク・ニックスのセンターでフリーエージェントとなったアイザイア・ハーテンスタインと3年8700万ドル(約140億円/1ドル=161円換算、以下同)の契約で合意したという。
ESPN Sources: Free agent C Isaiah Hartenstein has agreed on a three-year, $87 million deal with the Oklahoma City Thunder. Hartenstein leave the Knicks for the top West seed eager to add his size, skill and physicality. pic.twitter.com/gbOpAw1Gsx
— Adrian Wojnarowski (@wojespn) July 1, 2024
Thunder executive vice president Sam Presti has been finalizing the details overnight and this morning with Hartenstein's agents, Aaron Mintz and Andrew Morrison of CAA Sports. https://t.co/e5Kb2MdMVj
— Shams Charania (@ShamsCharania) July 1, 2024
26歳のハーテンシュタインはリーグ最高のロールプレイヤーの1人で、パス、リバウンド、ディフェンスができる機動力のあるビッグ。昨季はセンターのミッチェル・ロビンソンの足首負傷による長期離脱を受けて控えから先発となり、75試合に出場し、7.8得点、8.3リバウンド、2.5アシスト、1.2スティール、1.1ブロックを記録している。
サンダーは昨季、ウェスタン・カンファレンス首位となりプレイオフ復帰を果たしたが、ダラス・マーベリックスとの西地区セミファイナル第6戦でシリーズ敗退。課題とされたリバウンドは、レギュラーシーズンの1試合平均リバウンド数(42、27位)とリバウンド率(48.4%、28位)が、プレイオフではリバウンド数(41.5)、リバウンド率(47.5%)ともにやや悪化しており、ハーテンシュタイン獲得でその弱点補強に期待がかかる。
サンダーはまた、フォワードのアーロン・ウィギンズとシューターのアイザイア・ジョーの2024-25シーズンのチームオプションを破棄し、新たにそれぞれ5年4700万ドル(約75億6700万円)、4年4800万ドル(約77億2800万円)の契約に合意したと『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。
Sources: The Oklahoma City Thunder and free agent F Aaron Wiggins have agreed to a new five-year, $47 million deal. After OKC declined his $2M team option, Wiggins receives $45M in new money, with a significant raise next season. Thunder lock in a key rotation piece long-term. pic.twitter.com/r5zmEDPX2M
— Shams Charania (@ShamsCharania) July 1, 2024
Free agent sharpshooter Isaiah Joe has agreed to a new four-year, $48 million deal to return to the Oklahoma City Thunder, sources tell @TheAthletic @Stadium. Joe joined OKC after being waived by the 76ers in 2022, and now earns a long-term contract. pic.twitter.com/zxpE7H5JgY
— Shams Charania (@ShamsCharania) July 1, 2024
25歳のウィギンスは昨季、1試合平均15.7分の出場で6.9得点をマーク。エナジーあふれるプレイでサンダーのセカンドユニットの重要なピースとなった。7月2日に25歳となるジョーは昨季、1試合平均18.5分の出場で8.2得点、3ポイントショット成功率41.6%を記録し、シューターとして大きな戦力となっている。
サンダーはオフシーズン序盤にガードのジョシュ・ギディーと引き換えにシカゴ・ブルズからオールディフェンシブ・ガードのアレックス・カルーソも獲得。2024年ドラフトでは、全体12位でニコラ・トピッチを指名したほか、ニックスとのトレードでディロン・ジョーンズとエイジェイ・ミッチェルの2選手を獲得している。
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