ミシガン大学で指導していたジョン・ビーレイン・ヘッドコーチは、今季からクリーブランド・キャバリアーズで指揮を執ってきた。だが、プロでの指導への移行で困難を抱えている。
キャバリアーズはイースタン・カンファレンスで最下位と低迷。また、67歳のビーレインHCはチームがもはや「悪党集団」のようにプレイしていないと失言、以降はロッカールームの状況が厳しくなっている。
『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、ビーレインHCは進退を検討してオールスター期間を迎えたという。このまま退任する可能性もあるようだ。
『The Athletic』のジェイソン・ロイド記者とシャムズ・シャラニア記者も、ビーレインHCが来季もキャバリアーズを率いる見込みはないと報道。退任に向けたスケジュールを話し合うために、オーナーのダン・ギルバートと話し合う予定と伝えた。5月にキャバリアーズが招へいしたビーレインHCの契約は5年と報じられている。
14勝40敗のキャバリアーズはイースト最下位で、リーグ全体でも12勝43敗のゴールデンステイト・ウォリアーズに続くワースト2位の成績。中断前の最後の試合でアトランタ・ホークスに127-105で勝利し、ホームでの連敗を12で止めたところ。今季は5連敗以上が5回あり、10月28日(日本時間29日)から負け越しが続いている。
2018-19シーズンからキャバリアーズは33勝103敗という成績で、この間にタロン・ルー、ラリー・ドリュー、ビーレインとヘッドコーチが代わっている。
原文:Report: Cavaliers coach John Beilein considering resignation by NBA.com