【リポート】ベッキー・ハモンがWNBAのラスベガス・エーシズのヘッドコーチに

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サンアントニオ・スパーズのアシスタントコーチのベッキー・ハモンが、WNBAのラスベガス・エーシズと5年契約を結ぶ最終調整をしているようだ。12月30日(日本時間31日)に『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者と『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。

 

WNBAで6度のオールスターに選ばれているハモンは、この契約により、WNBAで最も高給なコーチとなる。ハモンは、長い間NBAにおけるヘッドコーチの最有力候補とされてきたが、ビル・レインビアの後任となることになった。NBAの2021-22シーズンは最後までサンアントニオ・スパーズで過ごす予定だ。

ハモンは、2014年からスパーズのグレッグ・ポポビッチHCの下でアシスタントを務めており、過去にもいくつかのNBAのヘッドコーチの面接を受けてきたが、女性初のNBAチーム指揮官となるオファーは得ていない。

スパーズは、ハモンをNBA初の女性フルタイム・アシスタントコーチに抜擢。ポポビッチHC不在時にチームの臨時ヘッドコーチを務めたこともあり、そこでもまた、NBAの歴史に名を刻むことになった。ハモンがスパーズのヘッドコーチを初めて務めたのは、2020年12月30日(同31日)のロサンゼルス・レイカーズ戦で、121-107で敗れた試合の前半にポポビッチHCが退場した時だった。

ハモンは、8月のAP通信とのインタビューで、いつか女性がNBAのコーチの仕事を得ることが当たり前になることを望んでいると語った。

「それはとても大きなことで、重要なことです。実現させなくてはいけないことなのです」。

「最高の人が雇われる必要があります。スポーツの世界では、人口の半分(である女性)がその知性や能力、スキルが活用されていないのです。変わっていかなければならないところです」。

「30チーム分の(ヘッドコーチの)仕事がありますが、それを得るのは非常に難しいんです。30の仕事があると言っても、30のすべてに空きがあるわけではなくて、実際には3つか4つなんですが、その仕事を獲得するのは本当に難しいんです」。

原文:Reports: Becky Hammon finalizing deal with WNBA's Aces by NBA.com(抄訳)

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