NBA有数のピック&ロールのコンビが、ブルックリンの地でコーチとして再タッグを組むようだ。
『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者によると、元オールスター選手のアマレ・スタウダマイアーが、スティーブ・ナッシュ・ヘッドコーチが就任したブルックリン・ネッツのアシスタントコーチに就任するという。スタウダマイアーとナッシュは、2004年から10年にかけてフェニックス・サンズでチームメイトだった。2000年代序盤、リーグで最も恐れられたガードとビッグマンのコンビだ。
Six-time All-Star Amar’e Stoudemire has agreed to a deal to join new Brooklyn Nets coach Steve Nash’s staff as an assistant coach, sources tell @TheAthleticNBA @Stadium. Nash and Stoudemire starred together in Phoenix.
— Shams Charania (@ShamsCharania) October 23, 2020
ナッシュは今月、ネッツのヘッドコーチに就任。NBAでヘッドコーチを務めるのは初めてだ。ゴールデンステイト・ウォリアーズで5シーズンにわたり、選手育成コンサルタントを務め、2度の優勝や4年連続ファイナル進出を果たしたチームに貢献した。
スタウダマイアーは14シーズンにわたってNBAでプレイし、1試合平均18.9得点、7.8リバウンド、1.2アシスト、1.2ブロックを記録している。2002-03シーズンの新人王を受賞し、オールスター出場6回。オールNBAにも5回選出されている。NBAでのラストシーズンは2015-16シーズン。マイアミ・ヒートで52試合に出場した。その後、2010年代前半に4シーズン半プレイしたニューヨーク・ニックスと儀礼的な契約を結んでから引退している。
ニックスでは平均17.3得点、6.7リバウンドを記録し、2013年のアトランティック・ディビジョン制覇に貢献。2010年11月28日(日本時間29日)から12月15日(同16日)にかけ、9試合連続で30得点超をマークし、ウィリー・ナウルズの球団記録を48年ぶりに更新した。
直近では、BIG3リーグのトリ・ステートで2シーズンを過ごした。それ以前には、自身が共同オーナーを務めるイスラエルのハポエル・エルサレムで2シーズンにわたってプレイし、2016年のリーグカップ制覇、2017年のリーグ優勝に貢献している。
原文:Report: Amar'e Stoudemire joins Steve Nash's coaching staff in Brooklyn by NBA.com