史上最多となる139人の新旧NBA&WNBA選手がオリンピック出場|パリ五輪2024

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パリオリンピック2024には、史上最多となる139人の新旧NBA&WNBA選手が出場する。

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5人制のバスケットボールには、男子で81名、女子で51名と、それぞれ史上最多の新旧選手たちが出場する。バスケットボール 3x3では、元NBA選手が1名、現WNBA選手3名と元WNBA選手3名が出場だ。

オリンピック出場国のロスターには、史上最多となる現役NBA選手51名と現役WNBA選手31名が名前を連ねている。これまでの記録は、東京オリンピック2020のNBA&WNBA経験者121名、現役NBA選手49名、現役WNBA選手26名だった。

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アメリカ以外に最も多くのNBA選手を擁しているのは、10名のカナダ。その後、オーストラリア(9)、フランス(5)と続く。5人制のバスケットボールに出場する12チームのうち10チームに、少なくとも5名のNBA経験者がいる。

女子の5人制バスケットボールでアメリカ以外に最も多くのWNBA選手を擁しているのは、6名のオーストラリアだ。以降、カナダ(4)、ドイツ(3)と続いている。出場12チーム中8チームに、少なくとも3名のWNBA経験者がいる。

5人制バスケットボールとバスケットボール 3x3には、NBAの26チーム、WNBAの11チームに所属する選手が出場予定。NBAで最も多くの選手を送り出しているのは、4名のミネソタ・ティンバーウルブズだ。ボストン・セルティックス、ヒューストン・ロケッツ、ロサンゼルス・レイカーズが各3名で続いている。女子ではラスベガス・エイセズが6名と最多のWNBA選手を輩出。ニューヨーク・リバティー、フェニックス・マーキュリー、ロサンゼルス・スパークスが各4名で続く。

そのほかに注目のポイントは以下のとおりだ。

  • 旗手:開会式ではヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)、デニス・シュルーダー(ブルックリン・ネッツ)が、ギリシャ、アメリカ、ドイツの旗手を務める。
  • MVP:男子はNBAのMVP受賞経験者が6名。アデトクンボ、ステフィン・カリー(アメリカ/ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、ケビン・デュラント(アメリカ/フェニックス・サンズ)、ジョエル・エンビード(アメリカ/フィラデルフィア・76ers)、ジェームズ、ニコラ・ヨキッチ(セルビア/デンバー・ナゲッツ)だ。WNBAのMVP受賞者は、ローレン・ジャクソン(オーストラリア)、ブリアナ・スチュワート(アメリカ/ニューヨーク・リバティー)、ダイアナ・トーラジ(アメリカ/フェニックス・マーキュリー)、エイジャ・ウィルソン(アメリカ/ラスベガス・エイセズ)。
  • 優勝:NBAの優勝経験者13名、WNBAの優勝経験者16名が出場予定
  • オールスター:NBAオールスター選手15名とWNBAオールスター選手20名が出場予定
  • NBA Gリーグ:NBA Gリーグ経験者19名が出場予定
  • バスケットボール・アフリカ・リーグ:男子ではバスケットボール・アフリカ・リーグ経験者3名が出場予定
  • NBAアカデミー:男子ではNBAアカデミープログラム卒業生が4名出場予定。ダイソン・ダニエルズ(オーストラリア/アトランタ・ホークス/NBAグローバルアカデミー)、ジョシュ・ギディー(オーストラリア/シカゴ・ブルズ/NBAグローバルアカデミー)、ジェイコブス晶(日本/NBAグローバルアカデミー)、Khaman Maluach(南スーダン/NBAアカデミーアフリカ)だ。女子ではNBAアカデミー女子プログラム卒業生が2名。

原文:Record 139 current and former NBA and WNBA players to compete in Paris Olympics(抄訳)
翻訳:坂東実藍

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。