ピストンズが今季最多点差でサンダーに勝利 デューレンが20得点&20リバウンド超

坂東実藍 Miran Bando

ピストンズが今季最多点差でサンダーに勝利 デューレンが20得点&20リバウンド超 image

1月28日(日本時間29日)にミシガン州デトロイトのリトル・シーザーズ・アリーナで行われたオクラホマシティ・サンダー対デトロイト・ピストンズの一戦は、ピストンズが120-104で勝利した。

9点をリードして前半を終えたピストンズは、第3クォーター序盤に14点差をつけたものの、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーに連続7得点を許すと、4点差まで追い上げを許す。

だが、ジェイデン・アイビーの連続ジャンプショットから連続10得点をあげたピストンズは、13点リードで第4Qに突入。終盤にも3ポイントショットを沈めるなどし、今季最多となる16点差で勝利を収めた。

ケイド・カニングハムが「ケガのマネジメント」で欠場したピストンズだが、ジェイレン・デューレンが22得点、自己最多の21リバウンド、6アシストを記録。ピストンズの選手が20得点&20リバウンド超を達成したのは、2020年1月31日(同2月1日)のアンドレ・ドラモンド以来だ。

デューレンは「6アシストも記録したよ」と述べている。

「どこかで20得点&20リバウンドはあると思っていた。僕にとって試合がとてもスローダウンしているんだ」

ピストンズ(6勝40敗)はデューレンのほか、アイビーが19得点、8リバウンド、6アシスト、ボーヤン・ボグダノビッチが17得点、マーカス・セサーが12得点、アイザイア・スチュワートが11得点、アレック・バークスが10得点、6リバウンドをマークした。

モンティ・ウィリアムズ・ヘッドコーチは「バック・トゥ・バック(2日連続試合)で相手は西地区のベストチーム、言い訳する理由はそろっていた。だが、選手たちはとにかく競ってくれた」と話している。

一方、連勝が5で止まったサンダー(32勝14敗)は、ギルジャス・アレクサンダーが31得点、5リバウンド、ジェイレン・ウィリアムズが20得点、ジョシュ・ギディーが12得点、9リバウンド、5アシスト、チェット・ホルムグレンが9得点、12リバウンドを記録した。

サンダーはギルジャス・アレクサンダーとルーゲンツ・ドートが第4Qに出場せず。ホルムグレンも2分8秒間のプレイにとどまっている。マーク・デイグノートHCは「常にバランスがある」と述べた。

「試合に戻るチャンスがあると思ったら、もちろん彼らを投入していただろう。だが、試合の展開からそう思わなかった。これまでのスケジュールや今後の日程から、それが賢明だと考えた」

ボックススコア

坂東実藍 Miran Bando

坂東実藍 Miran Bando Photo

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。