アメリカがドイツに競り勝って強化試合全勝 活躍のレブロン・ジェームズは「良い勝利」 |パリ五輪2024

坂東実藍 Miran Bando

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7月22日(日本時間23日)にロンドンのO2アリーナで行われたアメリカ代表とドイツ代表の強化試合は、アメリカが92-88で勝利した。

第1クォーターにフィールドゴール成功率58.8%を記録し、21-4のランを見せるなど、アメリカは10点をリード。第2Qに3点差まで詰め寄られるも、連続6得点をあげるなどし、7点差をつけてハーフタイムを迎える。

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第3Qで逆転を許したアメリカだが、第4Q終盤に2日前の南スーダン戦でも残り8秒の決勝レイアップを沈めたレブロン・ジェームズが活躍。44秒間で6得点をあげるなど、終盤にひとりで11-6とドイツを上回る奮闘で、アメリカを勝利に導いた。

アメリカはジェームズが20得点、6リバウンド、4アシスト、ジョエル・エンビードが15得点、8リバウンド、5アシスト、ステフィン・カリーが13得点、アンソニ-・エドワーズが11得点、ドリュー・ホリデーが10得点、6リバウンド、4アシスト、アンソニ-・デイビスが10得点、7リバウンドを記録した。

ジェームズは「良いテストだった。先日の南スーダン戦のように、冷静と忍耐を保つことができてうれしい。良い勝利だった」と話している。

スティーブ・カー・ヘッドコーチは「もっと良くなれると思う」と述べた。

「ローテーションもやりやすくなり、お互いに慣れてきたと思う。でも、多くのことをもっとうまくやれるはずだ。今夜はパスがあまり良くなかったと思う。相手が守備ですごくプレッシャーをかけてきて、何度かターンオーバーをしてしまった。もっと引き締めて、よりうまくやれるはずだと思う」

なお、ケビン・デュラントはふくらはぎの痛みで強化試合を全試合欠場した。カーHCはオリンピック初戦に出場できることを願うとしている。

一方、ドイツはフランツ・バグナーが18得点、7リバウンド、4アシスト、3スティール、アンドレアス・オブストが17得点、ダニエル・タイスが13得点、7リバウンド、4アシスト、デニス・シュルーダーが13得点、10アシスト、モリッツ・バグナーが12得点、7リバウンドをマークした。

FIBAランキングのトップ7に位置する4チームを含む5か国との強化試合を全勝で終えたアメリカは、パリオリンピックのグループフェーズでセルビア、南スーダン、プエルトリコと対戦。初戦は28日(同29日)のセルビア戦だ。パリオリンピックの組み合わせはこちら

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坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。