52得点デビン・ブッカーがウィルト・チェンバレン以来の記録 サンズがペリカンズに勝利

坂東実藍 Miran Bando

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4月1日(日本時間2日)にルイジアナ州ニューオーリンズのスムージー・キング・センターで行われたフェニックス・サンズ対ニューオーリンズ・ペリカンズの一戦は、サンズが124-111で勝利した。

サンズは第3クォーターに最大25点をリード。8-20のランを許すなど、第4Qに7点差まで追い上げられたが、残り2分から36秒間でデビン・ブッカーが2本のレイアップを決め、勝利を引き寄せている。

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ブッカーは52得点、9アシストと活躍。ペリカンズ相手には2022年12月17日(同18日)の対戦でも58得点、今季1月19日(同20日)の対戦でも52得点をあげており、同一相手に3試合連続で50得点超というウィルト・チェンバレン以来の記録となった。ブッカーの50得点超は通算8回目だ。

ニューオーリンズか180キロほどのミシシッピ州モスポイントの出身で、この日のスタンドに多くの親族や友人がいたブッカーは、「大きな意味がある」と話した。

「2試合とも家族が見てくれていたんだ。ウィルトが成し遂げたことに自分の名前もあるなんて、どんなことでも特別ということさ。キャリアでごくわずかしか起きないことだよ」

フランク・ボーゲル・ヘッドコーチは「本当にここは彼にとってやりやすい場所だね。同じ相手に3試合連続で50得点超とは…いかに彼が特別な選手かということだ。3試合連続はとにかく信じられないよ」と、ブッカーに賛辞を寄せている。

サンズ(44勝31敗)はブッカーのほか、ケビン・デュラントが20得点、7リバウンド、ユスフ・ヌルキッチが19得点、19リバウンド、ブラッドリー・ビールが13得点、9リバウンド、6アシスト、グレイソン・アレンが11得点をマークした。

一方、ペリカンズ(45勝30敗)はザイオン・ウィリアムソンが30得点、5アシスト、トレイ・マーフィー三世が21得点、6リバウンド、CJ・マカーラムが15得点、5リバウンド、9アシスト、ヨナス・バランチュナスが11得点、7リバウンドを記録している。

ウェスタン・カンファレンス7位のサンズは6位のペリカンズに1ゲーム差と迫った。7位でレギュラーシーズンを終えたチームは、プレイイン・トーナメントでプレイオフ進出を目指すことになる。6位のチームはプレイオフ進出が確定だ。

サンズとペリカンズは7日(同8日)にもアリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターで再び対戦する。

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坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。