サンズがキングスに競り勝つ 西地区6位と1差でレギュラーシーズン最終戦へ

坂東実藍 Miran Bando

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4月12日(日本時間13日)にカリフォルニア州サクラメントのゴールデン1センターで行われたフェニックス・サンズ対サクラメント・キングスの一戦は、サンズが108-107で勝利した。

48勝33敗としたサンズは、ウェスタン・カンファレンスの7位。6位のニューオーリンズ・ペリカンズとは1ゲーム差だ。6位はプレイオフ進出が決定。7位はプレイイン・トーナメントに出場する。

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サンズはペリカンズに対してタイブレイカーを保持。14日(同15日)のレギュラーシーズン最終戦でペリカンズに並んだ場合、6位に浮上してポストシーズン進出決定だ。

一方、45勝36敗となったキングスは、ゴールデンステイト・ウォリアーズと同率の西地区9位。8位ロサンゼルス・レイカーズと1ゲーム差になった。

サンズは一時16点のビハインドを背負うも追いつき、タイスコアで迎えた残り8.1秒、ユスフ・ヌルキッチが2本のフリースローのうち1本を沈めて1点をリードする。

タイムアウト後、ディアロン・フォックスが逆転ショットを狙おうとした際、サンズはブラッドリー・ビールがスティール。キングス陣営はファウル主張したが、サンズが接戦を制した。

サンズはケビン・デュラントが28得点、5リバウンド、デビン・ブッカーが21得点、6アシスト、ビールが20得点、9リバウンド、グレイソン・アレンが19得点、ヌルキッチが10得点、10リバウンドを記録している。

デュラントは「どのチームもすべてのセットを知っている」と、技術面よりも勝利への意欲が重要になると話した。

「自分たちのことを相手は知っている。選手を徹底的に知っているんだ。だから、誰がより望んでいるか、最も意志が強いのは誰かになる。常にコーチが描くセットに頼ることはできない」

一方、キングスはドマンタス・サボニスが25得点、12リバウンド、9アシスト、フォックスが23得点、5リバウンド、6アシスト、キーガン・マレーが23得点、7リバウンド、キーオン・エリスが17得点、ハリソン・バーンズが12得点、6リバウンドをマークしている。

ボックススコア

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坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。