スパーズが22点リードを失い逆転負け ウェンバンヤマは20得点&5ブロック

坂東実藍 Miran Bando

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11月5日(日本時間6日)にテキサス州サンアントニオのフロスト・バンク・センターで行われたトロント・ラプターズ対サンアントニオ・スパーズの一戦は、オーバータイムの末に123-116でラプターズが勝利した。

スパーズのドラフト全体1位指名新人ビクター・ウェンバンヤマは、フィールドゴール16本中7本成功で20得点、9リバウンド、4アシスト、5ブロックを記録している。

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フェニックス・サンズとの2連戦で、20点のビハインドを逆転しての勝利、27点のリードを失いかけながらも逃げ切っての勝利と、両極端な展開で連勝を収めていたばかりのスパーズ。この日は前半で19点差をつけ、一時22点をリードしたが、終盤で逃げ切りに失敗した。

15点リードで迎えた第4クォーターに開始から10-23のランを許したスパーズは、スコッティ・バーンズにこのクォーターだけで17得点を献上。残り1.2秒にタイスコアとされ、オーバータイムに持ち込まれると、その勢いのまま逆転負けを喫している。

3連勝を逃したスパーズ(3勝3敗)は、ケルドン・ジョンソンが26得点、6リバウンド、ザック・コリンズが21得点、11リバウンド、5アシスト、マラカイ・ブランナムが16得点、6リバウンド、ダグ・マクダーモットが12得点を記録した。

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グレッグ・ポポビッチ・ヘッドコーチは「終盤は得点の面であまりできなかった」と話している。

「彼らの長さやアグレッシブさ、レーンを突破する力に少し苦労した。それで攻撃がスローダウンし、スムーズにいかなくなったのだと思う。彼らは2つの理由で挽回したんだ。良い仕事をされたね」

ウェンバンヤマは「ポップ(ポポビッチHC)からはよく、48分間を通じてプレイすることが大事であり、一瞬でもリラックスできないと言われている」と述べた。

一方のラプターズ(3勝4敗)は、バーンズが30得点、11リバウンド、6アシスト、3スティール、3ブロック、OG・アヌノビーが24得点、7リバウンド、デニス・シュルーダーが24得点、6アシスト、ヤコブ・パートルが16得点、10リバウンド、ギャリー・トレントJr.が10得点をマークしている。

スパーズは6日(同7日)、インディアナ州インディアナポリスのゲインブリッジ・フィールドハウスでインディアナ・ペイサーズと対戦する。

ボックススコア

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坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。