8月18日(日本時間19日)、フロリダ州オーランドのアドベントヘルス・アリーナでNBAプレイオフ2020 ウェスタン・カンファレンス1回戦のポートランド・トレイルブレイザーズ対ロサンゼルス・レイカーズ第1戦が行なわれ、ブレイザーズが100-93で勝利を収めた。
ブレイザーズは、第1クォーター途中に16点のリード(33-17)を奪う幸先の良いスタートを切ったものの、第2Qに入るとレイカーズに一気に詰め寄られ、前半のうちに一時逆転を許した。後半開始直後にはブレイザーズが頭一つ抜け出したが、レイカーズも食らいついて付かず離れずの展開が試合終盤まで続いた。
試合が動いたのは89-89の同点で迎えた第4Q残り3分12秒、デイミアン・リラードの“ロゴ・スリー”だった。直前のディフェンスで好ブロックを決めたハッサン・ホワイトサイドのスクリーンを使ってできたわずかなスペースを見逃さず、リラードはコート中央のロゴ付近から超ロング3ポイントショットを成功。これでブレイザーズが3点のリードを作ることに成功した。
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— NBA Japan (@NBAJPN) August 19, 2020
さらに、レイカーズのポゼッションを挟んだ次の攻撃で、今度はカーメロ・アンソニーが3Pを成功させてリードを6点(95-89)に拡大。そして残り1分15秒、95-93と2点リードの場面でギャリー・トレントJr.がこの日唯一となる3P(4本中1本成功)を沈めて勝負を決めた。
ブレイザーズは、リラードが34得点をマークしたほか、CJ・マッカラムが21得点、ユスフ・ヌルキッチが16得点、15リバウンド、アンソニーが11得点、10リバウンド、5アシスト、ホワイトサイドが7得点、8リバウンド、5ブロックを記録した。
敗れたレイカーズは、レブロン・ジェームズが23得点、17リバウンド、16アシストを記録。20点超+15リバウンド超+15アシスト超は、プレイオフ史上初の快挙となった。
レイカーズはジェームズのほか、アンソニー・デイビスが28得点、11リバウンド、カイル・クーズマが14得点、8リバウンドだった。チームの3Pは32本中わずか5本成功(15.6%)にとどまった。
第2戦は、20日(同21日 午前10時)に行なわれる。