8月13日(日本時間14日)、フロリダ州オーランドのアドベントヘルス・アリーナでポートランド・トレイルブレイザーズ対ブルックリン・ネッツのシーディングゲーム最終戦が行なわれ、ブレイザーズが134-133で勝利を収めた。
勝てばプレイイン、負ければシーズン終了という状況だったブレイザーズは、第4クォーターを7点ビハインドで迎える(97-104)。だが、残り10分29秒にコート中央のNBAロゴの位置からデイミアン・リラードが超ロング3ポイントショットを成功。残り8分13秒にはCJ・マッカラムのフリースロー2本で同点に追いついて逆転すると、その後は一進一退の攻防に発展した。
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— NBA Japan (@NBAJPN) August 14, 2020
残り1分12秒、ブレイザーズが132-130と2点リードの場面では、リラードがキャリス・ルバートからスティールを奪い、続くオフェンスでマッカラムがミドルジャンパーを沈めてリードを4点に拡大。これが決定打となり、ブレイザーズが1点を争う接戦を制した。
ブレイザーズはリラードが試合最多の42得点(3ポイント8本成功)、12アシストとチームを牽引。そのほか、マッカラムが25得点、7アシスト、ユスフ・ヌルキッチが22得点、10アシストをマークした。
ウェスタン・カンファレンス8位でプレイイン・トーナメントに進出するブレイザーズは、15~16日(同16~17日)に同9位メンフィス・グリズリーズと対戦。ブレイザーズは1勝、グリズリーズは2連勝でプレイオフ進出となる。
イースタン・カンファレンス7位でのプレイオフ進出が決まっているネッツは、ルバートが37得点、9アシスト、6リバウンドをあげたほか、ジョー・ハリスとティモテイ・ルワウ・キャバロがそれぞれ19得点だった。
イースト2位のトロント・ラプターズと対戦するネッツのプレイオフ1回戦は、17日(同18日)にスタートする。