エドワーズ43得点 西準決勝はウルブズがナゲッツ相手に先勝|NBAプレイオフ2024

大西玲央 Reo Onishi

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5月4日(日本時間5日)にコロラド州デンバーのボール・アリーナで行われたウェスタン・カンファレンスのプレイオフ・セミファイナル第1戦、ミネソタ・ティンバーウルブズ対デンバー・ナゲッツの一戦は、アンソニー・エドワーズが43得点、7リバウンド、2ブロックの活躍を見せたウルブズが106-99で勝利し、アウェイでの白星スタートを切った。

第3シードのウルブズはフェニックス・サンズ相手にスウィープ、第2シードのナゲッツはロサンゼルス・レイカーズ相手に4勝1敗で勝ち上がっての対戦は、試合開始からウルブズが先手を打つ展開となった。

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エドワーズの活躍を中心に連続9得点で冒頭から主導権を握ったウルブズは、第1クォーター中盤までにこの試合最大となる14点のリードを奪った。しかし、セカンドユニットが投入されてから徐々に流れが変わり始め、その後はナゲッツに逆転を許し、40-44の4点ビハインドで前半を終えた。

後半に入ってもナゲッツがリードする流れが続くも、マイク・コンリーの安定したプレイで落ち着きを取り戻したウルブズが第3Q終盤までに逆転に成功。

拮抗した状態が続いた最終Qだったが、ここまで大人しかったナズ・リードが3ポイントショットやプットバックダンクでチームを勢い付けると、ウルブズが一気に攻勢にで始める。お互い先発メンバーに戻した試合終盤になっても、エドワーズの活躍で勢いを落とす事なくウルブズがシリーズの初戦勝利を手にした。

ウルブズはエドワーズのほかに、カール・アンソニー・タウンズが20得点、リードが16得点、コンリーが14得点、10アシスト、ルディ・ゴベアが6得点、13リバウンド、3ブロックをマーク。

敗れたナゲッツは、ニコラ・ヨキッチが32得点、8リバウンド、9アシスト、マイケル・ポーターJr.が20得点、6リバウンド、ジャマール・マレーが17得点、4アシストを記録したものの、ホームでの痛い黒星スタートとなった。

第2戦は6日(同7日)、ボール・アリーナで行われる。

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大西玲央 Reo Onishi

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アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。