サンダーがペリカンズに快勝で2連勝 シェイ・ギルジャス・アレクサンダー33得点|NBAプレイオフ2024

坂東実藍 Miran Bando

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4月24日(日本時間25日)にオクラホマ州オクラホマシティのペイコム・センターで行われたウェスタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド第2戦、ニューオーリンズ・ペリカンズ対オクラホマシティ・サンダーの一戦は、サンダーが124-92で快勝した。

開始3分でヨナス・バランチュナスに11得点を許したサンダーだが、チェット・ホルムグレンが7分間で13得点。そのホルムグレンがベンチに下がると、開始9分間無得点だったシェイ・ギルジャス・アレクサンダーが、第1クォーター残り3分間で7得点をあげる。

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ホルムグレンがサンダー新人のプレイオフ球団記録となるクォーター15得点を記録し、13点をリードして第1Qを終えたサンダーは、同じく13点差をつけてハーフタイムに突入。第3Qで18点にリードを広げると、残り3分40秒で34点差とし、ギルジャス・アレクサンダーやホルムグレンをベンチに引き上げさせた。

第1戦でバランチュナスに9オフェンシブリバウンドを許し、リバウンドで44-52と下回ったサンダーだが、この日は37-35と上回った。ペリカンズのオフェンシブリバウンドを8に抑えている。

サンダー(2勝)はギルジャス・アレクサンダーが33得点、5アシスト、ホルムグレンが26得点、7リバウンド、ジェイレン・ウィリアムズが21得点、5リバウンド、7アシスト、ルーゲンツ・ドートが15得点、ジョシュ・ギディーが13得点、6リバウンドを記録した。

ほかの一部の上位シードチームがホームで苦しんでいることについて問われると、ギルジャス・アレクサンダーは「とにかくまた勝利を優先させることだ」と述べている。

「そういったことは、集中をそぎ、勝利への道を邪魔する。毎晩、僕ら15人全員が次の試合の勝利を望み、翌日の勝利を望んで眠りにつく。そのためにできるすべてをやっている」

マーク・デイグノート・ヘッドコーチは「シリーズを進めながら学び、向上し、成長を続けることが挑戦だ。ペリカンズは良くなってくるだろうからね」と話した。

「彼らは良いチームだ。これからホームだし、よく指導されている。良くなっていくだろう。だから、我々も向上を続けなければいけない」

一方、左ハムストリングの負傷でザイオン・ウィリアムソンが引き続き欠場したペリカンズ(2敗)は、バランチュナスが19得点、7リバウンド、ブランドン・イングラムが18得点、ハーバート・ジョーンズが18得点、CJ・マカーラムが15得点、5リバウンド、ナジ・マーシャルが10得点をマークしている。

ウィリー・グリーンHCは「我々にとって厳しい試合だった」と話した。

「彼らをたたえるよ。ホームを大事にした。支配的な勝利だった。ホームに戻り、しきり直してまたやり直すよ」

第2戦は4月27日(同28日)、ルイジアナ州ニューオーリンズのスムージー・キング・センターで行われる。

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坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。