サンダーがペリカンズに競り勝つ ギルジャス・アレクサンダー決勝点で5年ぶりのホーム白星|NBAプレイオフ2024

坂東実藍 Miran Bando

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4月21日(日本時間22日)にオクラホマ州オクラホマシティのペイコム・センターで行われたウェスタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド第1戦、ニューオーリンズ・ペリカンズ対オクラホマシティ・サンダーの一戦は、サンダーが94-92で競り勝った。

第1クォーター、第2Qともに両軍が同じスコアをあげ、同点でハーフタイムに突入した試合は、第3Qを終えてサンダーが6点をリード。一時は二桁点差とするも、残り3分58秒でタイスコアとされる。接戦で迎えた残り32.5秒、サンダーはシェイ・ギルジャス・アレクサンダーが体勢を崩しながらもジャンプショットを成功。さらにファウルを受けてフリースローも沈め、3点プレイを完成させる。

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CJ・マカーラムのミッドレンジからのジャンプショットで1点差とされたサンダーは、残り14.0秒にチェット・ホルムグレンがファウルを受けると、FTの1本目を失敗するも2本目を成功。リードを2点とすると、最後は新人ケイソン・ウォレスがマカーラムに3ポイントショットを決めさせなかった。

2019年以来のプレイオフでのホーム白星となったサンダーは、ギルジャス・アレクサンダーが28得点、6リバウンド、ジェイレン・ウィリアムズが19得点、7リバウンド、ホルムグレンが15得点、11リバウンド、5ブロックを記録している。

サンダーのマーク・デイグノート・ヘッドコーチは「終盤に素晴らしい気概を見せたと思う」と話した。

「タイトな試合だったことは明らかだ。攻撃では両チームとも少し荒かったね。我々は終盤に守備でビッグプレイをした。試合に勝つという決意があった」

ペイコム・センターのファンは大半がサンダーのTシャツを着てエネルギーを生み出した。ギルジャス・アレクサンダーは「素晴らしかった」と称賛している。

「まさに期待していたとおりだったよ。完ぺきだった」

一方、左ハムストリングの負傷でザイオン・ウィリアムソンが欠場したペリカンズは、トレイ・マーフィー三世が21得点、マカーラムが20得点、6アシスト、ヨナス・バランチュナスが13得点、20リバウンド、ブランドン・イングラムが12得点、6リバウンドをマークした。

ウィリー・グリーンHCは「終盤に良いショットを打てたが、決められなかった。そして最後のプレイになったんだ」と述べている。

「選手たちは試合を通じてファイトした。守備は堅実だった。高いレベルでゲームプランを遂行してくれたよ。いくつかのショットを沈めなければいけない」

第2戦は4月24日(同25日)、ペイコム・センターで行われる。

ボックススコア

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坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。