マーベリックスがクリッパーズとのシリーズ制す 西準決勝に進出|NBAプレイオフ2024

坂東実藍 Miran Bando

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5月3日(日本時間4日)にテキサス州ダラスのアメリカン・エアラインズ・センターで行われたウェスタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド第6戦、ロサンゼルス・クリッパーズ対ダラス・マーベリックスの一戦は、マーベリックスが114-101で勝利し、シリーズ4勝2敗でカンファレンス・セミファイナル進出を決めた。

前半をタイスコアで終えたマーベリックスは第3クォーター、それまで7本の3ポイントショットを失敗していたルカ・ドンチッチが後半最初の試投で成功。このクォーターで15点差をつけると、第4Q序盤に20点差とする。

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後半にフィールドゴール13本中10本成功で28得点をあげたカイリー・アービングの4点プレイで最大24点のリードを手にしたマーベリックスが、ここ5シーズンで3回目だったクリッパーズとのファーストラウンドを制した。

マーベリックス(4勝2敗)はアービングが30得点、6リバウンド、ドンチッチが28得点、7リバウンド、13アシスト、PJ・ワシントンが14得点、5リバウンド、ダニエル・ギャフォードが13得点、6リバウンド、デレック・ライブリー二世が10得点、9リバウンドを記録している。

右ひざの痛みと体調不良を抱えるドンチッチは、3P10本中1本成功を含むFG26本中9本成功と引き続きショットで苦しんだが、フリースロー11本中9本成功を記録した。

アービングは「コートの外で僕らは互いが向上できるように刺激している。そしてコートに立てば、とにかくシンクロするんだ」と話している。

「良い気分だよ」

また、ジェイソン・キッド・ヘッドコーチは、トレードデッドライン(トレード期限)で獲得したワシントンとギャフォードについて、「チームの文化を考えると非常に重要だ」と述べた。

「彼らが来て、ウチの守備は変わった。不満を言うこともない。彼らのためのプレイをする必要がない」

一方、クリッパーズ(2勝4敗)はノーマン・パウエルが20得点、ポール・ジョージが18得点、11リバウンド、5アシスト、イビツァ・ズバッツが17得点、11リバウンド、ジェームズ・ハーデンが16得点、7リバウンド、13アシスト、テレンス・マンが14得点、6リバウンドをマークしている。

2年連続でファーストラウンド敗退となったクリッパーズ。シーズン序盤にトレードで加入したハーデンは、「今はすごく感情的で、たくさんの思いがある」と話した。

マーベリックスは西地区準決勝で第1シードのオクラホマシティ・サンダーと対戦。第1戦は5月7日(同8日)、オクラホマ州オクラホマシティのペイコム・センターで行われる。

ボックススコア

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坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。