クリッパーズがマーベリックスに先勝 前半にプレイオフ球団記録|NBAプレイオフ2024

坂東実藍 Miran Bando

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4月21日(日本時間22日)にカリフォルニア州ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで行われたウェスタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド第1戦、ダラス・マーベリックス対ロサンゼルス・クリッパーズの一戦は、クリッパーズが109-97で勝利した。

右ひざの炎症で3月末から欠場しているカワイ・レナードが不在だったクリッパーズだが、前半に試合を支配。第2クォーターにマーベリックスをフィールドゴール成功2本の8点に抑え、ハーフタイムまでに26点差をつける。

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前半のクリッパーズはプレイオフにおけるハーフの球団記録となる30失点にマーベリックスを抑えた。一方のマーベリックスにとって、前半30得点はプレイオフにおける球団の前半最少得点だ。

ハーフタイムまでにルカ・ドンチッチとカイリー・アービングをFG19本中5本成功に抑えたクリッパーズだが、第3Qにマーベリックスの34得点中29得点を両選手に許す。それでも、23点をリードして第4Qを迎えると、最大29点差をつけた。

22点リードから2-10のランで14点差まで追い上げられたクリッパーズだが、ジェームズ・ハーデンの3ポイントショットとポール・ジョージの連続4得点で突き放し、初戦を制している。

クリッパーズ(1勝)はハーデンが28得点、8アシスト、ジョージが22得点、6リバウンド、イビツァ・ズバッツがプレイオフ自己最多の20得点、15リバウンド、ラッセル・ウェストブルックが13得点を記録した。

ジョージは「正しく始めるのが非常に重要だった」と述べている。

「ホームは大事にしたいものだ」

また、レナード不在について、ジョージは「もちろん準備が整った時にカワイに戻ってきてほしい」と話した。

「ハーデンや僕、ウェストブルック、ノーマン・パウエルはプレイオフでのバトルの経験が豊富だ。これは僕らのぜいたくだね」

一方、マーベリックス(1敗)はドンチッチが33得点、13リバウンド、6アシスト、アービングが31得点、7リバウンド、PJ・ワシントンが11得点、7リバウンドをマークしている。

ジェイソン・キッド・ヘッドコーチは「ドンチッチはオープンな選手を見つけていた。我々のショットが良くなかっただけだ」と話した。

「後半のプレイぶりは気に入った。そこから築いていかなければならない」

第2戦は4月23日(同24日)、クリプトドットコム・アリーナで行われる。

ボックススコア

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坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。