サンダーがマーベリックスを下してシリーズ先勝 シェイ・ギルジャス・アレクサンダー29得点|NBAプレイオフ2024

坂東実藍 Miran Bando

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5月7日(日本時間8日)にオクラホマ州オクラホマシティのペイコム・センターで行われたウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第1戦、ダラス・マーベリックス対オクラホマシティ・サンダーの一戦は、サンダーが117-95で勝利した。

サンダーは第2クォーター、残り8分20秒からコートに戻ったシェイ・ギルジャス・アレクサンダーが11得点をマーク。前半にギルジャス・アレクサンダーが19得点、アーロン・ウィギンズが12得点をあげたサンダーが、9点差をつけてハーフタイムに突入する。

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後半開始からマーベリックスにランを許し、1点差に詰め寄られたサンダーだが、タイムアウト後にアイザイア・ジョーとルーゲンツ・ドートが連続で3ポイントショットを成功。さらにドートがルカ・ドンチッチからスティールし、ジェイレン・ウィリアムズのダンクで再びリードを7点に広げた。

10点差をつけて第3Qを終えたサンダーは、第4Q中盤にジェイレン・ウィリアムズが連続8得点をあげ、リードを15点差とすると、その後は試合をコントロール。シリーズ初戦を制している。

サンダー(1勝)はギルジャス・アレクサンダーが29得点、9リバウンド、9アシスト、チェット・ホルムグレンが19得点、7リバウンド、3ブロック、ジェイレン・ウィリアムズが18得点、5リバウンド、5アシスト、アーロン・ウィギンズが16得点、5リバウンド、ジェイリン・ウィリアムズが11得点、9リバウンドを記録した。

ドンチッチをフィールドゴール19本中6本成功にとどめ、5ターンオーバーを強いたサンダー。マーク・デイグノート・ヘッドコーチは、「とにかく戦士なんだ」と、主にドンチッチを守ったドートらに賛辞を寄せている。

「毎試合、活気をもたらしてくれる。ドンチッチは本当にマッチアップするのが大変な素晴らしい選手だ。今夜の彼はベストではなかった。これからこれ以上のプレイをしてくるだろう。ルーがハードにあたってくれた。チーム全体で彼に対して厳しくいけたと思う」

一方、ドンチッチはショットについて問われると、「どうでもいいよ」と答えた。

「僕らは負けたんだ。とにかく次に向けて前進しなければいけない。もっと良くならないと」

マーベリックス(1敗)はカイリー・アービングが20得点、ドンチッチが19得点、6リバウンド、9アシスト、ダニエル・ギャフォードが16得点、11リバウンド、5ブロック、ジョシュ・グリーンが11得点、PJ・ワシントンが10得点、6リバウンドをマークしている。

ドンチッチは「彼らは素晴らしいチームだ」と述べた。

「守備も攻撃も素晴らしい。だから、まったく簡単にはいかないんだ。僕らは48分間にわたり、集中して非常に良いバスケットボールをしなければいけない」

第2戦は5月9日(同10日)、ペイコム・センターで行われる。

マーベリックスはファーストラウンドでロサンゼルス・クリッパーズを相手に敵地での第2戦をものにし、シリーズを4勝2敗で制した。

サンダーのデイグノートHCは「彼らは今夜以上のプレイをしてくるはずだ」と話している。

「この相手を軽んじるなんて、最もやりたくないことだ」

ボックススコア

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坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。