5月14日(日本時間15日)にコロラド州デンバーのボール・アリーナで行われたウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第5戦、ミネソタ・ティンバーウルブズ対デンバー・ナゲッツの一戦は、ナゲッツが112-97で勝利し、カンファレンス・ファイナル進出に王手をかけた。
ナゲッツは試合前のセレモニーでNBAコミッショナーのアダム・シルバーから3回目のMVPトロフィーを授与されたニコラ・ヨキッチが、前半に19得点をマーク。6点差をつけてハーフタイムに突入すると、第3クォーターにもヨキッチが16得点をあげ、チームのリードを14点に広げる。
残り7分12秒にヨキッチのダンクで18点差としたナゲッツは、11点差まで追い上げられたが、同3分9秒にヨキッチがショットクロックぎりぎりで3ポイントショットを成功。これで14点リードとし、ホーム2連敗スタートだったシリーズを3勝2敗とした。
ナゲッツ(3勝2敗)はヨキッチが40得点、7リバウンド、13アシスト、アーロン・ゴードンが18得点、10リバウンド、5アシスト、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープが16得点、5リバウンド、ジャマール・マレーが16得点、クリスチャン・ブラウンが10得点、5リバウンドを記録している。
マレーは「ヨキッチがああやって得点をあげているなら、特別なことをする必要はない」とチームメイトを称賛。マイケル・マローン・ヘッドコーチも「今夜は彼がすべてをしたね」と賛辞を寄せた。
「見ていて楽しかったよ」
一方、ウルブズのアンソニー・エドワーズは「笑うばかりさ。それしかできない」と脱帽。「怒れないよ」と話している。
「彼は素晴らしい。僕らが勝った第1戦や第2戦でも言ったと思うけど、MVPなんだ。NBA最高の選手なんだよ。ここ3試合連続で彼はそれを示した。今夜の彼は特別だったよ。花を贈らないと。今夜は彼が主役だった」
ウルブズ(2勝3敗)はカール・アンソニー・タウンズが23得点、6リバウンド、エドワーズがフィールドゴール15本中5本成功の18得点、9アシスト、ルディ・ゴベアが18得点、11リバウンド、ニキール・アレクサンダー・ウォーカーが18得点、9アシストをマークした。
第6戦は5月16日(同17日)、ミネソタ州ミネアポリスのターゲット・センターで行われる。
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