ナゲッツがウルブズを下してシリーズ1勝2敗に ヨキッチは「すべてがシャープだった」|NBAプレイオフ2024

坂東実藍 Miran Bando

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5月10日(日本時間11日)にミネソタ州ミネアポリスのターゲット・センターで行われたウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第3戦、デンバー・ナゲッツ対ミネソタ・ティンバーウルブズの一戦は、ナゲッツが117-90で勝利し、シリーズを1勝2敗とした。

ロードで連勝スタートを切り、ホームに戻ってきたウルブズの一部ファンからは、ティップオフの前に「第4戦でウルブズ(が突破)!」のチャント。また、第2戦でヒートパックをコートに投げ入れ、罰金処分を科されたナゲッツのジャマール・マレーには、ボールを持つたびにブーイングが飛んだ。

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だが、これに対し、ナゲッツは第1クォーターで8点をリードすると、その後も勢いを止めず。第2Q終盤には20点差をつける。第4Q序盤にはウルブズのファンが出口に向かい、ナゲッツは終盤に最大34点をリード。守備リーグトップのウルブズ相手に3戦目で100得点超をあげて勝利した。

ナゲッツ(1勝2敗)はニコラ・ヨキッチが24得点、14リバウンド、9アシスト、3ブロック、マレーが24得点、5アシスト、マイケル・ポーターJr.が21得点、アーロン・ゴードンが13得点、5アシスト、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープが12得点を記録している。

マレーは「正直、もっと良くならなければいけないんだ。応じなければいけないからね」と話した。

「とにかくチームメイトのためにコートに立って頑張らなければいけない」

ヨキッチは「すべてがシャープだった。すべてが速かったね」と述べている。

一方、ウルブズ(2勝1敗)はアンソニー・エドワーズが19得点、6リバウンド、5アシスト、カール・アンソニー・タウンズが14得点、5リバウンド、マイク・コンリーが10得点、6リバウンド、6アシスト、ジェイデン・マクダニエルズが10得点をマークした。

エドワーズは「この黒星の責めは僕が負う。まったくエネルギーがなかった。チームのためにそんなことをしてはいられない。チーム、コーチたち、ファンをがっかりさせてしまった」と話している。

「日曜に向けて準備を整えるよ」

第4戦は5月12日(同13日)、ターゲット・センターで行われる。

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坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。