ドンチッチの逆転決勝3Pでマーベリックスがウルブズに連勝|NBAプレイオフ2024

大西玲央 Reo Onishi

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5月24日(日本時間25日)にミネソタ州ミネアポリスのターゲット・センターで行われたウェスタン・カンファレンス・ファイナル第2戦、ダラス・マーベリックス対ミネソタ・ティンバーウルブズの一戦は、マーベリックスが109-108で勝利し、敵地での連勝スタートを切った。

第1クォーター序盤にウルブズにリードされてから常に追う展開となっていたマーベリックスは、前半最大18点のリードをつけられるなど劣勢を強いられていた。

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ピック&ロールに対するウルブズの激しいディフェンスに苦しんでいたマーベリックスだったが、ハーフタイムを挟んで後半から対応を見せた。ダブルチームされるルカ・ドンチッチやカイリー・アービングが早めにインサイドの選手にパスを出し、得点を重ね始める。

じわじわと点差を削っていき、第4クォーター残り8分14秒についに逆転に成功。その後は何度もリードが変わる激しい削り合いとなった。

試合残り1分29秒で5点リードを作られたマーベリックスだが、アービングの3ポイントショットで2点差まで詰め寄る。続くポゼッションでウルブズがターンオーバーすると、ドンチッチがルディ・ゴベアの上から逆転ステップバック3Pショットを決めて、109-108とした。

最後は残り3秒でナズ・リードが3Pを狙うも、リングに弾かれて試合終了となった。

これでシリーズ2勝0敗としたマーベリックスは、ドンチッチが32得点、13アシスト、10リバウンド、アービングが20得点、6アシスト、4リバウンド、ダニエル・ギャフォードが16得点、5リバウンド、5ブロックをマーク。

ホームで2連敗となったウルブズは、リードが3Pショット7本成功の23得点、アンソニー・エドワーズが21得点、7アシスト、5リバウンド、ゴベアが16得点、10リバウンド、2スティールを記録したものの、チームとしてフィールドゴール成功率41.2%と苦しんだ。

第3戦は5月27日(同26日)、マーベリックスの本拠地であるアメリカン・エアラインズ・センターで行われる。

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大西玲央 Reo Onishi

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アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。