マーベリックスが敵地でウルブズとの接戦制す 西決勝で「大きな」白星発進|NBAプレイオフ2024

坂東実藍 Miran Bando

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5月22日(日本時間23日)にミネソタ州ミネアポリスのターゲット・センターで行われたウェスタン・カンファレンス・ファイナル第1戦、ダラス・マーベリックス対ミネソタ・ティンバーウルブズの一戦は、マーベリックスが108-105で競り勝った。

マーベリックスは1点を追って迎えた第4クォーターの序盤、それまで比較的静かだったルカ・ドンチッチが、1分強に連続7得点をマーク。これを含む連続13得点で8点をリードする。

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残り4分39秒にカール・アンソニー・タウンズの3ポイントショットで逆転されたマーベリックスは、同3分37秒にアンソニー・エドワーズの3Pも許し、連続10得点で4点のビハインドを背負う。しかし、残り1分56秒にPJ・ワシントンの3Pで再びスコアをひっくり返した。

続くポゼッションでタウンズにプットバックダンクを決められたマーベリックスだが、インターフェアの判定に救われ、両軍とも二桁点差をつけることのなかった接戦を制している。

3P25本中6本成功にとどまるも、ペイント内からの得点で62-38と大差をつけたマーベリックス(1勝)は、ドンチッチが33得点、6リバウンド、8アシスト、アービングが30得点、5リバウンド、ワシントンが13得点、7リバウンド、ダニエル・ギャフォードが10得点、9リバウンド、デレック・ライブリー二世が9得点、11リバウンドを記録した。

第4Qだけで15得点をあげたドンチッチは、「大きな勝利を収めたね」と、ロードで白星をあげたことを喜んだ。

また、ドンチッチは前半に24得点をあげたアービングについて、「彼が僕らを奮い立たせてくれた。彼がいなければ、おそらくハーフタイム時点で20点のビハインドになっていただろう」と称賛した。

「後半は僕が少し彼を助けなければいけなかった。今回は互いに役割を入れ替えたんだ」

一方、ウルブズ(1敗)はジェイデン・マクダニエルズが24得点、エドワーズが19得点、11リバウンド、8アシスト、タウンズが16得点、7リバウンド、ナズ・リードが15得点、5リバウンド、ルディ・ゴベアが12得点、7リバウンド、カイル・アンダーソンが11得点をマークしている。

クリス・フィンチ・ヘッドコーチは「終盤の攻撃がひどかった。ショットが悪く、ターンオーバーをし、冷静でなかった」と反省した。

「クラッチタイムにもっとうまくやらなければいけない」

第2戦は5月24日(同25日)、ターゲット・センターで行われる。

ボックススコア

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坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。